「スター・ウォーズ」を知らなくても心に響く、"希望"と"名もなき人々"の物語『キャシアン・…

来日したディエゴ・ルナにインタビュー=『スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー』シーズン2、ディズニープラスで配信中(C)ORICON NewS inc.

【画像】『スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー』シーズン2、場面写真
『キャシアン・アンドー』は、『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』(1977年)の直前を描いた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016年)の5年前、帝国が支配する暗黒の時代が舞台。『ローグ・ワン』で帝国軍から“デス・スター”の設計図を奪取するという決死のミッションに挑んだ寄せ集めチーム「ローグ・ワン」のメンバー、反乱軍情報将校キャシアン・アンドーを主人公に、反乱軍誕生の過程を描く。
2022年より配信されたシーズン1では、デス・スター建設が進む中で生きる普通の人々を重厚に描写。スター・ウォーズならではの壮大な人間ドラマとして世界中から高い評価を受けた。
シーズン2では、『ローグ・ワン』までの4年間を、それぞれの年の「最も重要な数日間」に焦点を当てて3話ずつ、計12話で描く。
『スター・ウォーズ』の世界に新たな命を吹き込んだ『ローグ・ワン』へとつながるキャシアン・アンドーのこれまでの旅路。その核心にある“希望”というテーマ、そして“無名の人々”を描く意義とは──。
――『ローグ・ワン』は史上最も“泣けるスター・ウォーズ”と称され、多くのファンに愛された作品です。その魅力、そして『キャシアン・アンドー』シーズン2でさらに加わる新たな魅力について教えてください。
【ディエゴ・ルナ】『キャシアン・アンドー』シーズン2によって、『ローグ・ワン』がもともと持っていた素晴らしい魅力がさらに深まると感じています。『ローグ・ワン』は特に、旧三部作(オリジナル・トリロジー)に心を動かされたファンたちに愛されました。
あの三部作は、キャラクター中心の物語であり、トーンも非常にダークで重厚でしたよね。新三部作(プリクエル・トリロジー)と比べても、より陰影に富んでいたと思います。
『ローグ・ワン』が特に響いたのは、旧三部作と共に成長してきたファンたちが、大人になり、より複雑で成熟した物語を求める時期だったからだと思います。よく「ローグ・ワンは大人向けだ」と言われますが、それは単に年齢の問題ではなく、物語のトーンやテーマの奥深さによるものです。
また、『ローグ・ワン』は非常に大きなリスクを取った作品でもありました。キャラクターたちの悲劇的な結末を描き、それによって観客の心を深く打った。最初の『スター・ウォーズ』がまさにそうでした。ルールを破り、悪びれることなく突き進むエネルギー、その精神が『ローグ・ワン』には確かに宿っていました。
そして『キャシアン・アンドー』シーズン2では、さらに一歩踏み込み、「革命を支えた無名の人々」の物語を描きます。歴史はしばしば英雄の名を称えますが、実際には、その背後で多くの名もなき人々が犠牲となり、闘ってきました。『キャシアン・アンドー』は、名もなき人々の存在がなければ革命は成立しなかったという事実を、丁寧に描き出しているんです。
■「希望は、生き続けるための道具」
――シーズン2では「Hope(希望)」という言葉が何度も登場するそうですね。
【ディエゴ・ルナ】はい。本当に、「何回この言葉を使ったんだろう?」と思うくらい、何度も「Hope」が登場します。でも、“希望”という言葉をせりふで口にするときは、その裏にある感情を理解していなければなりません。
誰かに「希望を忘れないで」と伝えなければならないときというのは、“絶望”を目の当たりにしているときです。目の前に失敗の可能性が迫り、人々があきらめかけているときこそ、“希望”を思い出させなければならない。だからこそ、『キャシアン・アンドー』の世界で「Hope」という言葉は、非常に重い意味を持つんです。
この銀河は今、最も暗い時代を迎えています。キャラクターたちは今にも堕ちてしまいそうなぎりぎりの状況にいます。それでも、彼らは希望を手放さず、必死につかもうとする。希望は、生き続けるための“手段”でもあるのです。
――ディエゴさん自身にとって、「Hope(希望)」とはどんな存在ですか?
【ディエゴ・ルナ】僕はこの言葉が大好きです。僕には子どもたちがいますが、希望がなかったら、子どもたちを育てることなんてできない。希望は、僕にとっても生きるために絶対に欠かせないものです。
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