難病ALS…声優・津久井教生、進行と向き合い病状を報告「呼吸器を外していられる時間が一年間…

2025/04/23 15:10 

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津久井教生

 筋萎縮性側索硬化症(ALS)を公表している声優・津久井教生が22日、自身のブログを更新。病状の進行と呼吸器との向き合い方について、現状を報告した。

【写真】近影ショット…ぬいぐるみに囲まれ笑顔の津久井教生

 津久井は「ALSの進行は続いていて自発呼吸が弱くなって呼吸器を外していられる時間が一年間でかなり短くなりました」と伝え「本来なら呼吸器に何かあった時のために2時間くらい外していられると安心なのですが…半年くらい前から短くなるのが早くなり最近は10分くらいでギブアップです…」と現状を明かした。

 リハビリも継続しているが「これがALSと言う難病の嫌なところです…リハビリの効果がなく機能が低下していきます…低下のスピードは個人差がありますが私の場合は相変わらずの進行速度です…」といい「モヤモヤとしていたところ呼吸器をレンタルしてくださっているフィリップスさんから何かあった時のためにもう一台同じものを貸していただけることになりました」とし、感謝の思いを記した。

 津久井は、2019年10月、自身のブログにて難病である「筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)・ALS」と診断されたことを公表。22年11月には所属事務所が、津久井が声を担当していたNHK・Eテレ『ニャンちゅう』(ニャンちゅう)を羽多野渉に交代すると発表していた。23年2月には所属事務所が「気管切開の手術及び人工呼吸器の装着を行った」と発表し、津久井自身も「声を失った」と明かしていた。
ORICON NEWS

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