“バレーボール芸人”さとゆり（30）が20日、吉本興業初となるバレーボール大会「さとゆり杯」を大阪市内の大阪・関西大学北陽高校で開催し、芸人や小学生たちが真剣勝負を繰り広げた。

【写真】すらり…バレーユニが似合うさとゆり、ガチの大会の様子も

　さとゆりは、兵庫の強豪、氷上高校時代に「春高バレー」で準優勝し、指導者経験もある。自分を育ててくれたバレーボールへの恩返し、そして「“春高バレー”のような花形の舞台を、小学生にも作りたい」という思いを込め、大会を企画。自身のYouTubeチャンネルで情報発信、クラウドファンディングで資金を集め、実現した。

　「笑って楽しく、真剣に」をテーマに、バンビーノ（藤田ユウキ、石山タオル）、ひょっこりはん、こじまラテ、ちっぴぃちゃんズ、マーティー・ホソをはじめ、ジュニアチーム、関大北陽高のバレー部も参加。全チーム＆全芸人参加の「練習会」では、笑顔の交流が生まれた。

　さとゆりは「第1回目ということで『チーム、集まるかな？』という不安もあったんですけど、こんなにたくさんのチームに集まっていただき、全力でバレーボールをしてもらい、保護者の皆さんもこんなにたくさん来てくださり、北陽高校の皆さんにサポートしていただいて、芸人さんにも盛り上げていただいて…！私にとり、本当にすごくいい思い出になりました！　また、第2回、3回と開催できたらうれしいです」と感謝を伝えた。

　楽しさのなか、全員が本気でプレー。バンビーノ・石山は「初にさとゆりに確認したんですよ。『これは、どこまでボケたらいいんやろう？　お前はどんなイベントにしたいん？』と。じゃあさとゆりが『試合は真剣にやってほしいですし、応援も真剣に入ってほしいです』と。でも、芸人やから笑いも散りばめなあかんからな～みたいなところはあったね」と感想。

　さとゆりが「そこはほんまに今後の反省点でもあります…！」と後輩として恐縮すると、ひょっこりはんは「でも、さとゆりのやりたい方向性やテーマがしっかりしてるから、2回目、3回目はもっとそれに近づけるだけやから、どんどんよくなるよ。1回目ですでにこれだけチームが集まってくれていい大会になったんだから、もっとよくなるなろうと思いますね」と語っていた。

■参加したジュニアバレーボールチーム
出合ミッキーズ（兵庫県神戸市）
姫島JVBC（大阪府大阪市）
平岡北ジュニア（兵庫県加古川市）
新野辺JVC（兵庫県加古川市）
成徳ジュニアバレーボールクラブ（兵庫県神戸市）
流星フェニックス（兵庫県神戸市）
Kyoto CREA（京都府京都市）
刈谷アリスターズ（愛知県刈谷市）
飾東ALMA（兵庫県姫路市）
近畿キッズ（大阪府東大阪市）

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