神山智洋&中村海人、ドラマ初共演で“ブラザーバディ”結成「かわいい弟」「頼りがいのあるお兄…

土ドラ『ミッドナイト屋台〜ラ・ボンノォ〜』に出演する神山智洋、中村海人

【ソロショット】神山智洋&中村海人のインタビューカット
今作は寺の境内で平日夜のみ営業する“ミッドナイト屋台”を舞台に、料理の腕は一流だが訳あって味と香りがわからなくなったフレンチシェフ・遠海翔太(神山)と、味には敏感な落ちこぼれ僧侶・方丈輝元(中村)の2人がひょんなことからタッグを組み、屋台を盛り上げるべく奔走するさまがオリジナル脚本で描かれる。
■神山智洋の“座長”としての背中に中村海人が感化「やっぱりかっこいいな」
――まず、それぞれの役どころと役作りについて教えてください。
神山:僕が演じる遠海翔太は、味と匂いを感じることができなくなってしまった元フレンチシェフ。本場・パリで修行していましたが、人間関係の疲れやプレッシャーから逃げるように日本に戻ってきました。自分自身でなんとか道を開こうとするも上手くいかず、極度のプレッシャーから味と匂いを感じられなくなってしまい、ドライバーとして働いていましたが、うみ(中村)が演じる方丈輝元と出会うことで、料理と向き合うきっかけを作り、料理を通して人の心に寄り添い、わだかまりを解きほぐしたり、背中を押していく…という役どころです。役作りに関しては、シェフということもあり、時間がない中でも少しでも持とうと、家でも料理ができる時は料理したり、フードコーディネーターの方にオススメの包丁を教えてもらって買い替えたりしました。
中村:僕が演じる方丈輝元は寺の副住職で、お父さんの跡継ぎとなる子。味にはすごく敏感で、住職のお仕事にはあまりやる気がないところがありますが、神山くんが演じる翔太と出会ってから自分の意志を伝えられるようになり、住職として生きてきたからこそ、響く言葉をお客さんにかけることができる人物です。根は優しく、話している時は天真らんまんな感じです。役作りとしては、おいしいご飯を食べるようにしました!
――今回ドラマでは初共演ですが、ご共演に至るまでの相手への印象、実際に演技をしてみて、どのような印象を抱きましたか。
神山:ゲーミングチャンネル(『放課後GAMING LIFE』)で動画を撮ったりしていて、気の利く良い子だなという印象を持っていました。そこで距離も近くなり、さらにドラマを通して、好きなものがすごく似ているので、ゲームやファッションの話もしています。人の懐に入っていくのがすごく上手な子。お父さん役の竹中直人さん、お母さん役の石田ひかりさんに対しても、本当に親子を見ているような感じで話しているのを見ますし、スタッフの方にもスッと入っていける。弟っぽい、愛される子なのだろうなと感じます。
中村:ありがとうございます!僕も放課後GAMING LIFEというYouTubeチャンネルで初めてお話しする機会があり、それまではお仕事をしたことがなかったので、少し怖いイメージがあったのですが…現場に入って、2人のシーンが多いのでずっと話していたら、頼りがいのあるお兄ちゃんというか。結構な量のシーンを撮る時も「一緒に練習してください」と言ったら、一緒に練習してくれて。頼れる存在なのでありがたいです。現場がめちゃくちゃ寒い日でも、(神山が)ダウンコートを着ずに立っていたので、そこが若干気まずい時もありました(笑)
――それはどんな状況だったんでしょうか。
中村:撮影中に寒いと僕はダウンコートを着るのですが、隣を見たら神山くんは、腕まくりをして翔太になりきってたので…翔太として演技の場所に立ってたんじゃないかな。僕も寒さに慣れた時は着るようにしていたんですが、神山くんの座長としての姿から一つ一つ学ばせていただきました。
――神山さんは翔太に入り込んでいた?
神山:翔太は料理をするので、ベンチコートは寒かったら着るんですけれども、動く時にちょっと障害になることが結構多くて。それならテストもちゃんと本番通りに僕はやりたいなと思ってるので、脱ぐ時は脱ごうっていう感じなんですけど、主演として主演がベンチコートを着ていなかったら周りの人って着づらいよなっていうのは分かりつつ、申し訳ないなと思いつつ、本番通りにやりたいなっていうのがあったんで、僕は脱ぎましたね(笑)
中村:僕はそういう姿を見て、かっこいいなと思いました。まあ、そんな中で僕は甘えてダウンコート着てたんですが…(笑)
神山:でも風邪ひいたら元も子もないですからね。
中村:でもその姿はやっぱり今後僕がお仕事をしていく上ですごく見習わないといけない部分でもありますし、やっぱりかっこいいなと思います。現場にいたスタッフさんもそういう部分で、カツじゃないですけど、みんなで一丸となって臨むんだという気持ちはきっと芽生えたんじゃないかな。
――お互いのシェフと僧侶の姿を見ていかがですか。
神山:今回、基本的に2人のポスタービジュアルはシェフの格好もしてますし、僧侶の格好もしてるんですけれども、うみは、僧侶の衣装のシーンもドラマ内にあったりしますけど、僕がコックコートを着ているシーンは少ないんですよ。
中村:見たことないです。
神山:主に回想で出てくる感じなんですよ。(中村に対しては)「坊主にしないんだ」と最初は思いました。それは宗派があるみたいなんですけど…。
中村:僕は衣装合わせの時に坊主にしたいって言ったんですよ(笑)、神山君のシェフ姿は全然見れてなかったので、ポスターで見てめちゃくちゃ似合ってるなと思いました。
――劇中ではかわいらしいキャラクターの屋台コスチュームも着ていらっしゃいます。
中村:このキャラクターたちは僕、輝元が考えたという設定。もし観てくださる皆さんが「欲しいな」って思って声を大きくしてくれたら、きっと商品化するんじゃないかなと。
――さすがです(笑)
中村:僕は屋台のプロデューサーなので!
――中村さんは神山さんの調理シーンや包丁さばきを見ていかがですか。
中村:すごく安心感があります。普段から包丁を握っていらっしゃるので全然怖くないですし、一つ一つの作業がすごい丁寧。翔太っぽいなと、すごく感じますね。
――翔太と輝元は2人の足りないところを埋め合うバディということで、どんなところに魅力を感じますか。そして、お二人は現状どんなバディでしょうか。
神山:翔太は味や匂いを感じることができない。でも料理の腕はピカイチ。輝元はすごく良い舌を持っているけど、料理ができない。1人でできないことも2人でならできるというのがドラマの主軸にあるので、輝元と翔太の屋台でのコンビネーションはかなり良いバランスなんじゃないかな。性格では衝突するところもあるので、息が合っているようで、合ってないみたいな、良い凸凹感が出せたら。
中村:本当に凸凹していて、よく喧嘩をしてるシーンが登場するのでそこはすごく楽しみにしていてほしいポイントのひとつです。でも、僕と神山くん自体は本当に仲が良くて、神山くんがずっと家に来てほしいって…。
神山:言ってない(笑)、一言も言ってないです(笑)
中村:なので、しょうがなく行こうかなって思って…。
神山:しょうがないなら来なくて大丈夫です
中村:って感じで、いつもこうして2人で現場でずっと明るくしゃべったり、ゲームの話をしたりしてます(笑)
神山:実際でいう僕は勝手に兄弟っぽいな。弟っぽいな、と思っているので、かわいい弟だなという感覚に近いかもしれないです。
中村:なので“ブラザーバディ”ですね!
――シーンについてディスカッションすることもありましたか。
神山:セリフ合わせって結構急に始まるんですよね。どっちかがセリフを言ったらどっちかが返して自然と始まる。お互いのセリフの確認もありつつ、シーンの中では監督も入れて話すことが多いです。気になったことに関しては、ちゃんと監督に聞いて「このシーンの意図ってどういうことですか」とセリフを言う気持ちや、翔太と輝元の距離感だったり、気になった時は話すようにしています。やっぱり話さないと分からないので。僕もうみもそうやし、監督もやっぱ思い描いた絵があるので、ちゃんとすり合わせるために話すことは大事にしようっていうふうには思ってます。
中村:コミュニケーションは常に取ってますね。
■神山智洋&中村海人の“思い出の味”は「大阪のラーメン」「キャベツ焼き」
――他のキャストさん含め撮影現場の雰囲気はいかがでしょうか。
神山:めちゃくちゃ、にぎやか。常に誰かしゃべってて音声さんに「ちょっと静かにしてもらいっていいですか」と言われるぐらい、ずーっと誰かしゃべってます。僕ら2人もそうですし、竹中さんもすごくユニークな方なので、常に歌ってるし、常にしゃべってはるし。僕たちのみならず、チーフカメラマンさんがめちゃくちゃしゃべるんですよ。
中村:なんならその方が一番注意されてる(笑)
神山:その人が一番「静かにしてもらいっていいですか」って言われる(笑)。そのカメラマンの方は基本的にオヤジギャグをずっと言ってるんです。
中村:よく「行ってきま翔太」って言ってます(笑)。ずっとしゃべっているけど、そのおかげで朝から現場はずっとあたたかいですし、シリアスなシーンはシリアスなシーンでしっかりその現場の雰囲気も作ってくれますし、楽しい時はずっと楽しくしてくれるので、とても居心地良いですよね。
神山:むしろ楽しいです。意外と時間が、あっという間に過ぎるんです。
――竹中さんがこの出演が決まった時のコメントで、神山さんは経験したことがあるからめちゃくちゃにしてやる。中村さんはサーフボードの波に乗るように優しく扱うとおっしゃっていましたが実際のところ、どのような絡み方をされていらっしゃるんですか。
神山:どちらかというと、むちゃくちゃにされてるのはうみです。
中村:最近はそうですね。最近は何か急に絡まれる(笑)。最近は何かすごく絡まれるんですよね(笑)
神山:僕は逆に、父と子のじゃれ合いを見てる感じです。
中村:本当にずっと2人でふざけてますね。この前、竹中さんの誕生日があって、現場でもお祝いさせていだいて、神山くんが一番最初にプレゼントを渡してる姿を見て、感動したんですけど、僕も早く渡さないとなっていう気持ちになりました。
――まだ渡されてはいないんですか。
中村:なにを渡すか、考え中なんですよね。
――もし本当に2人で屋台を出すとしたら、どんなコンセプトの屋台を出したいですか?
神山:何をする?
中村:やっぱり2人が好きなものでいったらゲームじゃないですか。で、今で言うとモンハン(モンスターハンター)じゃないですか。なのでモンハンカフェ屋台!
神山:おお、いいですね。2人の好きなものをコンセプトにした。回復薬みたいなドリンクつくって。
中村:役割で言うと、ハンター1、ハンター2になります!
神山:ファンの方とモンハン好きは来てくれると思います!(笑)
――もし“ミッドナイト屋台”にお二人がお客さんとして行くならどんな料理をリクエストしたいですか。
神山:基本、何でも作りますというのが特徴なので、なにをお願いするやろ?僕はなにか甘い物をお願いすると思います。僕自身が、甘いものをめちゃくちゃ好きなので、それを頼むかな。パフェかな~。
中村:ホワイトチョコでお願いします!僕は味の濃いものが出る屋台だとうれしいなって思いますね。撮影が終わった時に、よし、じゃあ何かバーッと食べたいなと思った時に、がっつりと食べられる、味が濃い…ニラもやし炒めみたいなのがいいな。次の日に影響ない程度のものだといいな。
――ドラマではお客さまの思い出の味を再現してくれますが、お二人が“もう一度食べたい思い出の味”はありますか。
神山:僕は大好きなラーメン屋さんがあって、そのお店が関西圏にしかないんです。関西に仕事で帰った時に、夜ご飯は絶対そこに食べに行くんですね。そのラーメン屋さんがおいしすぎて、東京に戻ってラーメンを食べに行ってもその味を超えるラーメン屋さんがなくて…それを再現してほしいですね。No.1ラーメンです。メンバーからも言われますもん。
――WEST.のみなさんも好きな味なんでしょうか。
神山:僕がよく行ってるだけなのですが、大阪でライブをすると知り合いとご飯行くメンバーや、おいしいものを出前で頼むメンバーもいたりするんですけど、僕は終わったらそのままチョクでラーメン屋さんに行くという行動パターンがあるので、メンバーからも「また行くの?」ってずっと言われてます。
中村:僕の思い出の味はキャベツ焼きです。僕が中学校ぐらいの時に、地元の駅の近くに持ち帰りできるお好み焼き屋さんみたいなところがあって、そこにキャベツ焼きという本当にその薄皮とキャベツとソースだけのメニューがあったんです。それを中学校の頃ずっと食べていました。
――青春の思い出のような感じなのでしょうか。
中村:中学校の頃、すぐやめてしまったのですが陸上をしていたりダンスを習っていたので、そういう時に夜、買いに行ってそれを家で食べたりとか、逆に土日のお昼に買いに行ったりしていました。
――最後に、お二人から今作の見どころと、視聴者の方へのメッセージを、お一人ずつお願いいたします。
中村:このドラマはすごく心温まるストーリーだと思うので、土曜の夜、ドラマを見て次の日に夜ご飯を決めていただけたらうれしいですし、週末に楽しんでいただける作品になっていますので、ぜひご覧ください。
神山:土曜の夜というのがかなりポイント。土日お休みの方、お休みじゃない方もたくさんいらっしゃると思うんですけれども、ちょっとお腹を空かせていただいて、「明日ちょっと作ってみようかな」と思ってもらえたらうれしいですし、何より料理プラス翔太と輝元の良い意味でも悪い意味でも結構凸凹な感っていうところも作品の魅力の一つです。“1人でできないことも2人ではできる”というのもドラマのエッセンスになっています。心温まりつつも背中を押せるドラマになっているので、土曜の夜に温かい気持ちになってもらえればなと思います。
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