俳優歴2年で朝ドラ『あんぱん』出演 注目の新人・瞳水ひまり「ここから人生が変わるかもしれな…

2025/04/02 08:15 

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連続テレビ小説『あんぱん』に出演する瞳水ひまり (C)ORICON NewS inc.

 2025年度前期の連続テレビ小説『あんぱん』(月~土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月~金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)。今回は、柳井家の女中・宇戸しんを演じる瞳水ひまりにインタビュー。2023年に俳優デビューしたばかりの瞳水は、今作が朝ドラ初出演となる。夢を掴んだ心境や、俳優を志した経緯などを語ってくれた。

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 中園ミホ氏が手掛ける第112作目の連続テレビ小説は、アンパンマンを生み出したやなせたかしと妻・暢の夫婦をモデルに描く。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかったヒロイン・朝田のぶ(今田美桜)と柳井嵩(北村匠海)の人生。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでの道のりを通じて、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語を届ける。

 2002年6月23日生まれの瞳水は、物語の舞台の一つである高知県出身。演じる宇戸しんは、柳井家の女中で高知で柳井診療所を営む柳井家を献身的に支える。柳井家の面々からも慕われている…という役どころだ。

 デビューしたばかりの新人ながら「朝ドラへの憧れはもちろんありましたし、自分の地元・高知が舞台の作品なのでオーディションのときも絶対に受かりたい!という思いが強かったんです」と、本作に並々ならぬ思いを抱いていた瞳水。出演決定はサプライズで知らされたといい「最初は『事務所の会議室に来て』って連絡があって、『私、クビになるのかな?』と不安だったんです(笑)。そうしたら『あんぱん』で役をいただけたという話で本当にうれしかったです!」と振り返る。

 「まさか自分が受かるなんて思わなかったので本当にうれしくて、そのときは今までお世話になった方や家族の顔が浮かんで涙が溢れて止まりませんでした」。実感が徐々に湧いてきたのは、帰り道に乗った電車の中。「ここから人生が変わるかもしれない」と胸が震えた。

 幼少期からドラマが大好きだった瞳水は、NHKで2015年に放送されたドラマ『二十歳と一匹』を見て「作品のテーマでもあった災害救助犬の訓練士という職業に感銘を受けて、目指していた時期がありました」という。

 その後、真剣に将来の夢を考えていく中で「そういう人たちの人生を幅広く伝えられる俳優という職業にも惹かれ始めました」。しかし当時は高知在住の中学生。「どうやって役者になればいいのか分からないし、そもそもなれるかも分からない。ずっと悩んでいました」。家族や学校の先生に何度も進路の相談をした。

 それでも「家族全員が応援してくれて、両親も『やりたいことをやった方がいい』と背中を押してくれました」。高校卒業を機に意を決して上京。不安は常にあったものの、目の前のチャンスをすぐに掴んだ。「(『あんぱん』出演は)かなり自信になります。今後、いろいろなオーディションや現場を経験していくうえで『自分はこれができたんだから頑張れる!』と、一つ勇気になる作品になりました」と胸を張った。

 出演決定を一番に喜んでくれたのも家族だった。「両親も『放送を見るまではまだ実感が沸かないかも』と話してたんですけど、『もうこれが親孝行だよ』と言ってくれた」とうれしそうに明かした。

 夢心地だった瞳水だが、クランクインが近づくと徐々に緊張感が高まっていったという。「もちろん最初はすごく緊張しました。自分自身、ここまで大きな作品は初めて。豪華なキャストの方々とご一緒させていただくこと、そして実在した人物をモデルにした役を演じるというプレッシャーもありました」と正直に語る。

 撮影現場のスタッフの人数、カメラの台数、朝ドラならではのスピード感…。初めてづくしだったが「現場のスタッフさんを含め、皆さんがとても優しくて、温かくリラックスできる状態を作ってくださったので、撮影初日や二日目は緊張していたのですが、三日目辺りからは自分も笑顔が溢れるような、リラックスして撮影に臨めるようになりました」。共演陣から土佐弁のアドバイスを求められるなど、高知出身の強みも現場に溶け込む一助となった。

 インタビューを通じて印象的だったのは、大きな瞳と透明感あふれる雰囲気。そして何度も見せた笑顔で柔らかな空気を作ってくれた。改めて俳優としての今後の展望を聞くと「今まで自分の将来像が明確ではなく、うっすらと『こういう俳優になりたいな~』と思っていました。ただ今回、『あんぱん』に出させていただいて、やっぱり自分は世の中にこんな職業がある、こんな人生があって、今の私たちがいるということを多くの人に伝えていきたい。『自分もちょっと勇気を出してみよう』『なんかきょうはいい日になりそうな気がする』と思ってもらえるような俳優になっていきたいです!」と言葉に力を込めた。

 最後に“土佐弁”で視聴者に向けてのコメントを求めると「『あんぱん』には高知の魅力がいっぱい詰まっちゅうき。私も高知県を盛り上げるために一生懸命、頑張るき!『あんぱん』楽しみにしちょってよ~!」と目を輝かせながら呼びかけていた。
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