櫻井翔、フジ第三者委員会の調査報告受け“決意”語る「声なき声に気づけるよう…」

2025/03/31 23:18 

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日本テレビ(C)ORICON NewS inc.

 嵐の櫻井翔が、31日放送の日本テレビ系『news zero』(後11:00)に出演。元タレントの中居正広氏による女性とのトラブルを巡る一連の問題で、フジテレビと親 会社のフジ・メディア・ホールディングス(FMH)が設置した第三者委員会(委員長・竹内朗氏)が、調査報告書を公表し、その後会見を行ったことを受け、思いを語った。

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 櫻井は「しっかりと受け止めたいと思います。私も調査報告書を読みました。エンターテインメント業界に身を置くひとりとして、私自身もその声なき声に気づけるよう、そして被害が生まれることのないよう、制作者の皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思います」と決意を口にした。

 藤井貴彦アナも「ハラスメントを防ぎ、相手へのリスペクトを大切にしている仲間もたくさんいますが、これを業界全体への厳しい指摘と真摯に受け止めて、番組制作にあたっていきたいと考えています」と呼びかけた。

 第三者委員会は、中居氏と女性の間で生じたトラブルについて「当委員会は、2023年6月2日に女性Aが中居氏のマンションの部屋に入ってから退室するまでの間に起きたこと(本事案)について、女性Aが中居氏によって性暴力による被害を受けたものと認定した」とした。

 フジとFMHは今年1月23日、日本弁護士連合会のガイドラインに基づき、フジと利害関係を有しない弁護士で構成する第三者委を設置。第三者委は関係者からの聞き取りなどを進めてきた。FMHは「本日、第三者委員会より、当社及びフジテレビジョンの取締役会にといて、調査報告書を受領しました」と、報告書の「公表版」「要約版」を公開。資料・図表なども含め、390ページ超。プライバシーや機密情報などを保護する観点から、部分的に非開示措置が施された。

 また問題発覚後の対応として、今年1月17日に1度目の会見が開かれたものの、出席した当時社長だった港浩一社氏の受け答えに加え、取材者を限定し、テレビ撮影を禁止するなどの措置をとったことが大きな批判を浴び、2度目は10時間半という長時間にわたる会見となった。こうした状況を受け、スポンサー企業が相次いでCMを差し止め、依然7割弱のスポンサーが再開を見送っている。
ORICON NEWS

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