青木真也が地元で見せた“父”の顔とファイターの覚悟 1年前の「遺書みたいな物」も公開

2025/03/21 12:32 

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『ONE 172』でエドゥアルド・フォラヤンと対戦する青木真也 (C)ORICON NewS inc.

 今月23日開催の格闘技『ONE 172:武尊 VS ロッタン』(さいたまスーパーアリーナ)に出場する青木真也のインタビュー動画が、ONEのYouTubeチャンネルで公開された。

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 同大会でエドゥアルド・フォラヤンと4度目の対戦を迎える青木は、地元の静岡でのトレーニングの様子を初公開。高校時代に走っていたという神社の階段をダッシュし、「一生懸命にやってた場所に戻ってきて、自分のコンディションと向き合ってますよね」としみじみと語った。

 動画の前半では、2024年1月28日に行われた前回の『ONE日本大会』の試合当日の青木のインタビュー映像も使用された。青木はこの日、強豪選手のセージ・ノースカットと対戦予定で「自らの終着点に納得するために来た」と最後の試合となる覚悟しており、この映像は「遺書みたいな物のつもりだった」とテロップで説明が入った。

 しかし、試合数時間前にノースカットが試合をキャンセルし、青木は代役選手と対戦して勝利したが、この時の心境を「結局、辞められなかったんだ。そこに対する絶望感はありますね。圧倒的な現実を見せつけられて、恥をさらす覚悟、お礼を言う覚悟もあったけど、終わりがなくなった」と振り返った。

 そんな喪失感と葛藤を超えて挑む、今回の一戦。階段ダッシュ後、青木は離婚して離れて暮らしている自分の子どもについて自ら語りだした。久しぶりの長男と会ったことを明かし、「会って喋って、その時の自分の感情が『よかったな』って。『元気にしててよかったな』とは思ったよ。でも引っ張られないんだよね。お互いに生活があるんで、それを崩さないでやっていきたいって思っちゃう」とつぶやくように話した。

 同大会はU-NEXT独占で全試合PPVライブ配信される(最初の2試合は無料視聴)。


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