有働由美子、Jリーグ創設者・川淵三郎氏とSP対談 ドーハの悲劇「あれはあれで負けてよかった…

2025/03/19 05:00 

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『有働Times(タイムズ)』に出演する(左から)有働由美子、川淵三郎氏(C)テレビ朝日

 フリーアナウンサーの有働由美子がMCを務めるテレビ朝日系情報番組『有働Times(タイムズ)』(毎週日曜 後8:56)が、23日に90分スペシャルとして放送される。今回のスペシャル企画「レジェンド&スター」第4弾のゲストは、Jリーグ創設者であり、日本サッカー界とバスケットボール界の発展に貢献した川淵三郎氏。有働キャスターが、川淵氏の“挑戦と改革の人生”に迫る。

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 『有働Times』は2024年10月にスタートし、“日曜の夜に視聴者をもてなす”をコンセプトに、創造的なニュース・情報番組として話題を集めている。これまで「レジェンド&スター」では、黒柳徹子、王貞治、松井秀喜といった日本を代表する人物が登場してきた。

 川淵氏は1993年の“ドーハの悲劇”や1997年の“ジョホールバルの歓喜”など、日本サッカー界の歴史的瞬間を間近で見届けてきた。川淵氏は「ドーハの悲劇があったから、今の日本のサッカーがあると思っているんですよ。今でこそ言えるんだけど、あれはあれで負けてよかったんですよ」と語り、その真意を明かす。また、ジョホールバルでの歓喜の瞬間、実は自身の体に異変が起きていたことを明かし、当時の知られざるエピソードを披露する。

 Jリーグ創設に尽力した川淵氏は、クラブ名に地域名を取り入れる方針を打ち出し、読売新聞の社長・渡辺恒雄氏と激しく意見を交わした過去にも言及。長年の対立を経て、後に渡辺氏から届いた“思いがけないメッセージ”も明かされる。

 さらに、川淵氏が注目している日本代表選手として三笘薫の名を挙げ、「あのスピードとドリブルは本当に楽しくて可能性を秘めている」と笑顔で語った。

 サッカー界の改革に続き、川淵氏はオリンピック出場が危ぶまれていたバスケットボール界の再建にも取り組んだ。リーグ統一に向けた苦闘や、「この頃は血圧が220くらいあった」と振り返るエピソードも飛び出す。

 また、60年以上にわたり支えてきた妻への感謝の言葉も。「妻がいなければ今の僕はなかった」と涙ながらに語る姿に、有働も思わず涙する場面もあった。
ORICON NEWS

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