『バリバラ』最終回、チャラン・ポ・ランタン登場テーマ曲大合唱で幕 「感動ポルノ」振り返り&…

2025/03/17 20:06 

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NHK(C)ORICON NewS inc.

 多様性のある社会を目指す、NHK・Eテレのバリアフリーバラエティー『バリバラ』の最終回が13日に放送された。

【写真】「誰ひとり取り残されない社会」実現に向けてトークする秋元才加

 2010年4月に始まった同番組は13日の放送で最終回を迎えた。6・13日の2週にわたり『バリバラ 最終回スペシャル』(後8:00~8:30)を放送。15年間の歴史を振り返り、「その後」の社会の動きや、出演した当事者の近況について紹介した。

 13日の放送回では、話題を集めた障がい者が、健常者に勇気や感動を与えるための道具になっていることを批判する「感動ポルノ」について、同番組の視点から作成した「感動ポルノ」をVTRで紹介。マイノリティーに対する社会の見方は変化してきたかという質問に、社会福祉士の玉木幸則氏は「昔に比べたら、ありのままに受け入れられるようには、なってきたかなって思うけど、バリバラ見てる人、まだ、ちょこっとやから」と答えた。

 また元バリバラレギュラーの大橋グレース愛喜恵さんが登場。出演時は女性だったが、現在は渡米し、トランスジェンダーとして男性として「ノア」と呼ばれて生きていることが明かされ、スタジオは驚がく。さらに、性のあり方が男女どちらの枠にもとらわれない「ノンバイナリー」として生きるヴァンさんと結婚し、妊活に取り組んでいることが紹介された。

 最後、「百鬼夜行」チームがスタジオに乱入。チャラン・ポ・ランタンも登場し、番組のテーマ曲「夢を運んだアヒルの子」を合唱し幕を閉じた。
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