結成10年のポップバンド、ボーカルの脱退を発表「この結論に至るまで、何度も悩み考えました」

2025/03/17 10:03 

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TWEEDEES、ボーカルの清浦夏実が脱退することを発表(公式サイトより)

 沖井礼二(Ba)と清浦夏実(Vo)によるポップバンド・TWEEDEES(トゥイーディーズ)が16日、所属レコード会社の公式サイトを更新。清浦が脱退することを発表した。

【写真】脱退を発表した清浦夏実ショット

 同サイトでは「TWEEDEESから大切なお知らせ」と題し、「TWEEDEESから清浦夏実が脱退」と報告。2人のコメントが掲載され、清浦は「この結論に至るまで、何度も悩み考えました。しかし、これまでの私の想いは全て楽曲に込めてきましたので後悔はありません。今の私にとって、この日々を終え、新しい一歩を踏み出すことが最善だと感じています」と心境をつづった。

 また沖井も「長年応援してくださった皆様には、寂しい思いをさせてしまうかもしれませんが、彼女の決断を尊重し、新たな道を心から祝福したく思っています」とし、「TWEEDEESはこれからも沖井礼二を中心に活動を継続いたします。形は変わりますが、これまで以上に精進して参りますので、今後ともどうか温かく見守っていただければ幸いです」と今後について意気込みを記した。

 TWEEDEESは、2015年3月、1stアルバム『The Sound Sounds.』リリース。17年4月よりNHK Eテレ「おじゃる丸」のエンディングテーマを担当しこの楽曲を収録したミニアルバム『a la mode』を6月21日リリース。 小学館ゲッサン連載『国境のエミーリャ』(作 池田邦彦)へのTWEEDEES登場を記念し、同作からインスパイアを受けて書き下ろした新曲を含む「境界線上に吹く風」e.p.を21年8月12日に配信リリースした。

■報告コメント全文

▼清浦夏実
この度、私清浦夏実は3月16日をもちましてTWEEDEESを離れることとなりました。
10年間、素晴らしい時を過ごし、多くの出会いや学びがありました。ご協力下さった関係者の皆さま、そしてこれまで応援して下さった皆さまには、感謝の気持ちでいっぱいです。
この結論に至るまで、何度も悩み考えました。しかし、これまでの私の想いは全て楽曲に込めてきましたので後悔はありません。今の私にとって、この日々を終え、新しい一歩を踏み出すことが最善だと感じています。
歌詞を書くこと、歌うことが、生きる喜びであることには変わりありません。
TWEEDEESでの日々を糧に、これからも音楽家として歩んでいきます。
今後の活動につきましては私のSNSでお知らせ致します。
進んだ先で、また皆さんにお会い出来ますように。
心からの感謝を込めて。
TWEEDEESの清浦夏実でした。

▼沖井礼二
ファンの皆様、関係者の皆様へ

いつもTWEEDEESを応援してくださり、ありがとうございます。
この度、清浦夏実さんがTWEEDEESを脱退することとなりました。突然のご報告となり、驚かせてしまったことと思います。長年応援してくださった皆様には、寂しい思いをさせてしまうかもしれませんが、彼女の決断を尊重し、新たな道を心から祝福したく思っています。
TWEEDEESはこれからも沖井礼二を中心に活動を継続いたします。形は変わりますが、これまで以上に精進して参りますので、今後ともどうか温かく見守っていただければ幸いです。
これまでTWEEDEESを可愛がってくださった皆様、関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
今後ともTWEEDEESをよろしくお願いいたします。

TWEEDEES 沖井礼二
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