『進撃の巨人』諫山創は「コストパフォーマンスのいい漫画家」 編集担当者が柔和な人柄を絶賛

2025/03/15 20:49 

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『週刊少年マガジン』川窪慎太郎編集長 (C)ORICON NewS inc.

 『週刊少年マガジン』川窪慎太郎編集長が15日、都内で行われた漫画感想文コンクールpresents『4大少年マンガ誌編集長トークセッション』に登壇し、『進撃の巨人』で知られる漫画家・諫山創氏について語った。

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 イベントでは参加した子どもたちからの質問に登壇者が回答。『担当した作品の中でもっともこれがおもしろいという作品を教えてください』という質問に、川窪編集長は「『進撃の巨人』という作品を担当してたんですけれども、けっこうおもしろいです」とし、諫山氏について話しはじめた。

 川窪編集長は諫山氏について「諫山さんが19歳のときに出会ったんですけれども、僕が1番漫画編集者として世の中に伝えていきたいなと思ってることが、諫山という漫画家は多分漫画界の歴史の中で最もコストパフォーマンスの高い作家だと思っています」と表現。「諫山さんが誰かを怒ったこととか、誰かに文句言ったりとか、映像化や商品化、ゲーム化のときに『こういうことはやりたくない』とか言ったことが本当に1回もなくて、本当に素晴らしい人なんです」と諫山氏の柔和な人柄を絶賛。

 つづけて「”コストパフォーマンス”は僕目線なんで、あんまりいい言葉じゃないかもしれないですけど」とした上で、「あんなにおもしろい漫画をかけて、こんなに素晴らしい人間性を持ってるって意味で、僕は自信を持って諫山創が漫画界で歴史上最もコストパフォーマンスが高い作家だと思ってるっていうことを、こういう機会があるたびに伝えていきたいと思っていたので、伝えさせていただきました」と語った。

 ほかに『週刊少年サンデー』大嶋一範編集長、『週刊少年ジャンプ』齊藤優編集長、『週刊少年チャンピオン』松山英生編集長が登壇し、進行は『ちゃお』萩原綾乃編集長が務めた。
ORICON NEWS

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