安保瑠輝也「仮にMMAをやると腹を決めたとして…」前王者ペレイラのキャリアに自身を重ねる

2025/03/12 19:49 

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安保瑠輝也 撮影/谷脇貢史 (C)ORICON NewS inc.

 格闘家の安保瑠輝也が、現地時間8日にアメリカ・ラスベガスで行われた『UFC 313』を現地観戦したが、大会直前に行われたインタビューで“MMA転向”の可能性と、自身のキャリアについて語った。

【インタビュー動画】安保瑠輝也「仮にMMAをやると腹を決めたとして…」ペレイラと鶴屋怜を語る

 同大会をライブ配信したU-NEXTのYouTubeチャンネル「U-NEXT格闘技公式」で公開されたインタビュー動画で、安保は現地観戦した理由について「キックボクサー出身の(アレックス・)ペレイラがメインイベントを務めるので。安保瑠輝也がMMAを仮にやるとして、完成形を例えるならペレイラなれるみたいなことを言わたりするんですよ。だからそれを生で見てみたいな」と説明。また、過去に一緒に練習した鶴屋怜の応援も理由であると明かした。

 立ち技格闘技『GLORY』で王者になったペレイラは、MMAに転向しUFCでミドル級&ライトヘビー級の二階級王者に輝いたトップファイター。そのファイトスタイルについて安保は「元キックボクサーだけど、構え方やプレッシャーのかけ方がキックボクシングと全然違う。重心が常に立っていて、多分ブロッキングを基本的に使わないから前重心にならない」と実演を交えながら分析した。

 今年30歳を迎える安保は、ペレイラが30歳でMMAに転向したと聞いて「すごく通ずるものがある。初めてラスベガスで観戦する試合がペレイラ選手というのも直感的に感じるものがあります」と率直に話すが、MMA転向について聞かれると「それは分からないです」と明言を避けた。

 それでも、ペレイラが36歳でUFCの2本目のベルトを獲得したことを例に「夢がありますよね、36歳ですよ。僕が仮に今からMMAやると腹を決めてやったとしても、36歳まで7年間あるんですよ。じゃあUFCチャンピオンになれるって僕は思うんですよ」とビジョンを思い描く。

 その直後に「まだわからないですけど、そこはちょっと濁しておきたいです」と煙に巻いたが、格闘技の本場・ラスベガスで大いに刺激を受けた安保。5月4日開催の『RIZIN男祭り』に参戦が期待されるが、東京ドームという大舞台で安保は誰と戦うのか。そして、ペレイラと同じようにキックボクシングからMMAに転向しUFCの王者になることはできるのか。大胆不敵な発言に、日本の格闘技ファンは期待を高まらせている。


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