ポン・ジュノ監督、新作『ミッキー17』引っさげ約5年ぶり来日決定「期待していただきたい」

2025/03/04 20:22 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

映画『ミッキー17』(3月28日公開)メイキング写真 (C)2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

 映画『パラサイト 半地下の家族』(2019年)で歴史を塗り替えた稀代の映像作家ポン・ジュノのアカデミー賞受賞後の初監督作品となる『ミッキー17』(3月28日公開)が、全世界に先駆けて2月28日に韓国で公開された。3月3日(韓国では祝日)を含む公開4日間で観客動員数が100万人を突破し、興行収入も13億円を突破する大ヒットスタートを記録した。

【動画】ポン・ジュノ監督からのスペシャルメッセージ

 本作のプロモーションでロンドン、ベルリン、パリ、ソウルとワールドツアーを続けてきたポン・ジュノ監督が約5年ぶりに来日し、ジャパンプレミアに参加することが決定。さらに、来日に向けて、ポン・ジュノ監督からのスペシャルメッセージ映像が到着した。

 映像は、「こんにちは 『ミッキー17』監督のポン・ジュノです」というあいさつで始まり、本編映像を交えながら、ポン・ジュノ監督から「ジャパンプレミアに参加することが決定しました」と発表が。2人のミッキーが現れて興奮するナーシャ(ナオミ・アッキー)の本編映像と共に、「日本の皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございます」とコメントしている。ジャパンプレミア開催日時や参加募集キャンペーンはワーナー・ブラザース公式Xで発表する。

 5年ぶりの来日を前に取材に応じたポン・ジュノ監督は、「日本でやりたいことはたくさんあります。日本食…、まずはとんこつラーメンが食べたいですね。また東京には小さいけれどユニークで素敵なジャズバー、実力のあるミュージシャンの生演奏が聴けるバーがたくさんがありますよね。何ヶ所か行きたいところがあります」と話した。

 また、「日本には阪本順治監督や李相日監督など親しい監督がたくさんいますので、日本の監督たちにもお会いしたいですね」と、映画監督と再会できることも楽しみにしている様子だ。

 そして、日本のファンに向けて、「最近はネットや配信の時代だと言われていますが、やはり映画は映画館で観てこそ。公開を指折り数えながら期待に胸を膨らませて映画館に行って、大勢の人たちと一緒に大きなスクリーンで映画を観ながら興奮、面白さ、感動を味わう、そのプロセスには根源的な力があると思います。今回、日本の観客の皆さんにも『ミッキー17』に期待していただきたいですし、ぜひ映画館に足を運んでご覧いただければうれしいです」と、メッセージを結んでいる。


ORICON NEWS

エンタメ

注目の情報