平本蓮「東京ドーム興行を救えるのは朝倉未来しかいない」大怪我で『THE MATCH 2』欠…

2025/03/03 19:55 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

『THE MATCH 2』欠場を発表した平本蓮(画像はRIZIN公式YouTubeのライブ配信から)

 5月4日の『THE MATCH 2』(東京ドーム)に関する緊急会見が3日に行われ、朝倉未来と対戦予定だった平本蓮が右肩の「外傷性肩関節不安定症」で全治6ヶ月の大怪我を負ったため、朝倉戦の中止が発表された。会見には平本も登壇し、朝倉の復帰に期待するコメントを出した。

【画像】『RIZIN.50』井上直樹vs.元谷友貴など対戦カード一覧

 右肩を固定しながら登場した平本は「試合を本当に楽しみにしていてくれたRIZINファンのみんさん、5月4日の大きな試合を欠場になってしまって、すみませんっていう感じの気持ちがあります」と謝罪。この試合をキャンセルすることが「不可能なんじゃないかと思っていた」が、RIZINから「選手生命を維持することを第一優先にしてくれと言ってもらえたので、自分は欠場とさせていただきました」と経緯を報告した。

 負傷については「去年の練習からずっと怪我していて、試合が決まって新年あけて激しい練習が増えていく中で、スパーリング中に激しい脱臼してしまって。騙し騙し練習をして、PRP注射など治療をやってきたんですけど、骨が思い切り削れてしまって、ドクターから『もう手術するしかない。試合なんてできない』と言われてしまい、2月末に手術をしました。幸いすごくいい先生に診てもらえて手術は成功して、全治6ヶ月なので年内の大みそかに間に合えたらいい」と説明した。

 朝倉に対して「僕とやるつもりでモチベーションは上がっていたと思うし、欠場する僕がいうのもあれですけど、東京ドームで客を呼べて、この興行を救える人間っていうのは、朝倉未来しかいないんじゃないかなと、僕も敵ながらに思うので。昨日のBreakingDownみたいに、バカとバカでつるんで変なこと言ってないで、お前もしっかり格闘家として才能あるんだから頑張れよっていう気持ちはあります」と復帰への期待も語った。

 また、前戦後に世間を騒がせたドーピング問題についても「RIZINと話して、どこかのタイミングで抜き打ちで検査が来る、別に自分もなんの検査でも受けるので、その辺の対応もしっかりしていきたい」と宣言した。

 会見に同席した榊原信行CEOは、目玉カードの消失というピンチで大会中止の可能性も示唆しながら「日本だけじゃなく世界中の選手たちにも声をかけて、東京ドームで5万人を熱狂させられるコンテンツを作るために、知恵を絞って、汗かいてですね、必死に今やってます」と開催に向けて奮闘していることも明かした。
ORICON NEWS

エンタメ

注目の情報