俳優の蓮佛美沙子が主演を務めるNHK夜ドラ『バニラな毎日』（総合、月～木　後10：45ほか）の第22話が、25日に放送された。以下、ネタバレを含みます。

【場面カット】スイーツのショーケースを前に、にっこりな白井（蓮佛美沙子）

　原作は賀十つばさ氏の同名小説。こだわりの洋菓子店の経営がうまくいかず、店を閉めることになった白井葵（蓮佛）。そこに現れたクセの強い料理研究家・佐渡谷真奈美（永作博美）から持ちかけられたのは、「お菓子教室」。大阪の小さな洋菓子店の厨房で開かれるお菓子教室にやってくる、さまざまな生徒とのふれ合いを描く。五感を刺激するお菓子の魔法が、孤独な人たちの心の渇きを癒やすスイーツ・ヒューマンドラマとなっている。

　店の復活を決意した白井。佐渡谷の提案で、店の再起に向けて、お菓子教室の生徒だった順子（土居志央梨）の協力を求める。順子の仕事はコンサルタントであり、経営についてのアドバイスのプロ。順子の助言をもとに、白井は再開のための改善策を練る…というストーリーだった。

　順子はお菓子教室の生徒として登場した。コンサルトとして働いていたが、求職中。タルトタタンを作り、職場での悩みを吐露した。22話ではフルタイムで働けるようになっていることが佐渡谷から明かされた。そして再登場した順子は、以前の店が失敗した原因を的確に分析し、課題を浮かび上がらせる。考え抜いた白井の提案に「最高だと思います」と笑顔で返した。

　視聴者は、「よねさんご無沙汰～」「よねさん再び！」など、連続テレビ小説『虎に翼』で土居が演じた弁護士・山田よねの名前を呼びながら、土居の再登場を喜んだ。また「よねさん（順子さん）雰囲気変わった」「よねさんだ！　雰囲気ちがうから最初気づかなかった」「令和のよねさんすげーーー」「おーさすが順子さん　的確なアドバイス」など、以前からの変化に驚いたり、敏腕コンサルぶりに感嘆する声が寄せられた。

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