那須川天心、今後の目標は武居戦より世界タイトル「2本のベルトをかけて武居選手と戦いたい」

2025/02/24 22:22 

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那須川天心 (C)ORICON NewS inc.

■Prime Video Boxing 11(24日・有明アリーナ)
 前前WBO王者のジェーソン・モロニーに10ラウンド判定3-0で勝利した那須川天心が、試合後の記者会見で戦いを振り返り、試合中のダメージや戦略、今後の展望などについて語った。

【試合後インタビュー動画】那須川天心、今後の目標は武居戦より世界タイトル「2本のベルトをかけて武居選手と戦いたい」

 ボクシング転向6戦目にして初めて世界王者レベルと対戦した天心だったが、判定97-93が2人、98-92が1人という圧勝で、無敗記録を伸ばした。試合を終えた直後の天心は「本当にたくさんの応援をありがとうございました。皆さんの声援のおかげで熱い試合ができた。」と感謝を述べ、「モロニー選手が自分の新たな可能性を引き出してくれた」と相手を称えた。

 試合中のダメージについては、「6ラウンドあたりで強いパンチをもらったが、倒れることはなかった。相手のラッシュを冷静に受け流すこともできたし、自分は思ったよりも打たれ強いと実感した」と手応えを語った。

 試合運びについては、「序盤は慎重になりすぎたが、途中から遊び心を持って戦うことができた」と振り返る。「ジャブで距離を取りながら、相手のプレスに冷静に対応した。打ち合いになる場面もあったが、自分のボクシングが確立されつつあると感じた」と、進化を実感している。

 試合後にはモロニーからベルトを奪った世界王者の武居由樹がリングに上がり、お互いに時期は明言しないものの対戦を希望した。今後の目標について聞かれた天心は「まずはベルトを取ること」と明言し、「ベルトを獲得した後に、武居選手と戦い、可能なら2本のベルトをかけて戦いたい」と、まずは世界王者になることを目指すと語った。

 最後に、応援してくれたファンに向けて、「皆さんの応援が力になった。これからもっと強くなっていくので、引き続き応援よろしくお願いします」とメッセージを送った。


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