FRUITS ZIPPERがファンクラブ限定イベント『FRUITS ZIPPER OFFICIAL FANCLUB LIVE-うぃーあーふるっぱー!!-』を2025年2月23日（日）にKアリーナ横浜にて開催。公演内で5月14日（水）の3rdシングルCD発売と、8月2日（土）と3日（日）にデビュー3周年ライブの追加公演『さいたまスーパーアリーナ25周年 FRUITS ZIPPER 3rd ANNIVERSARY 超超超めでたいライブ -さん-』の開催を発表した。

【写真】代表曲「わたかわ」で魅了！初の全国ホールツアーファイナル公演を完走したFRUITS ZIPPER

　開演前からカラフルなライトがステージを包み込み、まるで夢の世界へと誘われるような感覚が広がる。待ちきれないふるっぱー（ファンの愛称）たちが各々にペンライトを掲げ、開演を今か今かと待ち望んでいるなか、勢いよく「せーの！」という掛け声が響き渡り、オープニングを飾ったのは彼女たちの代表曲「NEW KAWAII」。イントロが流れると同時に会場が歓声に包まれ、鮮やかな衣装と弾ける笑顔が、まさに彼女たちの“今”を象徴するようだった。

　続く「ずっと、ずっと、ずっと！」で一人ひとりのエモーショナルな歌声を聴かせると、「キミコイ」では甘く切ないメロディが心に響き、観客もその世界観にじっと聴き入る。ペンライトの光が揺れる幻想的な光景が、楽曲の持つ儚さをより際立たせた。そこからノンストップで「skyfeelan」へ。メンバーがステージの端から端まで広がり、ふるっぱー一人ひとりの顔をじっくりと見つめて歌っていたのが印象的だった。

　MCでは真中まなが「今回ツアーに参加できなかった方もたくさんいらっしゃったと思うので、今日こうやってたくさんのファンクラブ会員のみなさんにここに集まっていただくことができて、本当に嬉しいです」と喜びを語る。鎮西寿々歌は「FRUITS ZIPPERとふるっぱーのみんなで決起集会のようなライブにしていきましょう！」と意気込んだ。

　最後は、ファンクラブのみなさんだけに特別に披露したい、と新曲「好き、お願い」を披露。同曲はABEMA『恋する週末ホームステイ 2025 冬』のオープニング曲に起用されている、ヤマモトショウ作詞、youth case作曲の恋愛ソング。7人の切ない歌声がKアリーナに響き渡ると、「これからもFRUITS ZIPPERの曲をたくさんたくさん愛して聴いてもらえると嬉しいです！」という言葉を残して、メンバーはステージをあとにした。

　ふるっぱーたちのアンコールの声に導かれて、ロングドレスに変身したメンバーがステージに再登場。仲川瑠夏が「これからもたくさん思い出作っていきましょう！」と呼びかけると、「フルーツバスケット」を元気いっぱいにパフォーマンスした。恒例の集合写真とTikTok撮影を終えたあとは、2つのお知らせを告知。5月14日（水）に3rdシングルCDがリリースされることと、すでに開催が発表されているデビュー3周年公演の追加公演として、8月2日（土）と8月3日（日）の2日間にわたって『さいたまスーパーアリーナ25周年 FRUITS ZIPPER 3rd ANNIVERSARY 超超超めでたいライブ -さん-』の開催が発表された。

　アンコールラストを飾ったのは「虹」。エモーショナルな歌声が会場を包み込み、感動のフィナーレへ。7色に輝くペンライトに照らされたメンバーたちの姿は、この先の明るい未来をはっきりと描いていた。最後に真中がKアリーナに立つまでの道のりを明かすと、Kアリーナに立つことを目標にしていた櫻井優衣が思わず目に涙を浮かべる場面も。真中が「いつも支えてくれてありがとうございます。私たちふるっぱーはふるっぱーが大好きです！」と宣言し、会場は大きな拍手に包まれた。

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