『問題物件』第5話にさや香・石井の出演が決定 相方・新山に続きドラマデビュー「全力で標準語…

2025/02/05 06:00 

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『問題物件』第5話より (C)フジテレビ

 俳優・上川隆也が主演を務める、フジテレビ系水10ドラマ『問題物件』(毎週水曜 後10:00)の第5話(2月12日放送)にお笑いコンビ・さや香の石井、下野紘、戸松遥、春海四方のゲスト出演が決定した。

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 同作は、自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローと、お人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリー。映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の脚本も手がけた作家・大倉崇裕氏の『問題物件』『天使の棲む部屋』(いずれも光文社)を実写化する。

 第5話(2月12日放送)で、販売特別室に寄せられた新たなクレームは“金縛りが起こる部屋”の実態調査について。夫婦と幼い子供の3人で暮らすその家は、リビングが開放的な理想の一戸建て。早速、恵美子がその家を訪ね、事情を聞くことになるのだが、夫婦の話によると、依頼のおよそ1カ月前から、決まって朝方4時に金縛りに襲われるようになったという。恐怖を感じる夫婦は原因を探ってほしいと依頼してきたのだが――。

 石井(さや香)が演じるのは、岡崎夫婦が購入した家の不動産担当者・小山啓太(こやま・けいた)。相場より安く販売したあの家は“競売物件”で、前の住人が経営する会社が業績不振になったため泣く泣く手放された家だという。突然やってきた犬頭光太郎(いぬがしら・こうたろう/上川隆也)らに困惑しつつも、その家と前の住人のことについて話し始め…。

 お笑いコンビ・さや香のボケとして活動する石井。これまで、第8回『歌ネタ王決定戦』(2020年)で優勝、『第49回NHK上方漫才コンテスト』で優勝、『M-1グランプリ2022』で準優勝するなどコンビとしての活躍もめざましい。現在、テレビ大阪の『さや香の違和館ヤバない?』にレギュラー出演中。相方の新山が、現在放送中のドラマ『トーキョーカモフラージュアワー』(テレビ朝日系)で、ドラマ初出演することで話題になったが、石井も本作がドラマ初出演となりドラマデビューを果たす!

 下野が演じるのは、“金縛りが起こる部屋”の住人・岡崎諒(おかざき・りょう)。金縛りに遭うようになったのは、およそ1ヶ月くらい前からで、それも決まって朝方4時ごろだという。寝室以外の部屋で就寝を試みたが、変わらず金縛りに遭うという。状況が変わらなければ、せっかくのマイホームを手放すことも考えているといい…。

 戸松が演じるのは、岡崎諒の妻・岡崎杏子(おかざき・きょうこ)。諒が金縛りに遭うようになった少し後から杏子も金縛りに遭うように。さらに、金縛りに遭うと必ず黒い影が見えるようになり、日々恐怖を感じている。諒は金縛りに遭っても黒い影を見たことがないため、“杏子の夢や幻想なのでは?”と言い聞き入れてもらえない。最近は、小さな物音にも過剰に反応し、おびえてしまうようになってしまった。

 春海が演じるのは、岡崎家が住む街の自治会長・三宅隆正(みやけ・たかまさ)。岡崎家を訪ねてきた恵美子に「この家に関わると、ろくなことがないぞ」と忠告した上、何度注意してもゴミの分別をきちんとしないと嘆いている。一方、町内パトロールと称し夜明け前から街をうろついているようで…。

◆石井(さや香)
「小山は不動産屋で、接していても直接的な害はないが、何か嫌。B面あるのが確定のバキバキの笑顔。みなさんもどこかで接したことがあると思います。自然とよい人間を誇張してしまっている不自然さ、のような部分が表現出来たらいいなと。正直僕の中にも少し小山がいるので、そんなに違和感なかったかもしれません…。最初台本見たら“標準語やん!やばいなぁ…”と思い、ドラマの現場も初めてで緊張してましたが、上川さんも内田さんも合間ずっとしゃべってくれる楽しい現場で、あっという間に終わって逆に寂しかったんで、またどこかで登場させて欲しいです(笑)。なんとか関西弁に変えれないかと最後まで企んでましたが言い出せるはずもなく、全力で標準語でやらせてもらってます。優しい目でどうぞご覧ください!」

◆下野紘
「ボクが演じる諒は、金縛りに悩まされる杏子の夫で、少し大らかというか頼りないような一面もありますが、家族のことを考えて販売特別室に依頼したり、杏子や息子の航大を気遣ったりするなど、家族思いなんだと思います。演じる上では、不自然な感じにならないよう、アフレコの時よりも声を抑えて演じることを心がけていました。最初に台本を読んだ時は、そんなにせりふ量は多くないと思いましたが、他の話数を拝見して、カット割りやアドリブが多そうだと思ったので、その直前まで自分が何やっていたかなど覚えておくのが大変だろうなと思いましたし、冒頭の寝ているシーンでは結構長い時間布団の中にいたので、撮影中なのに、松井稜樹くん演じる航大を寝かしつけていて、本当に寝てしまいました。今回、声優のボクが演じる岡崎諒、その奥さん杏子を声優の戸松遥ちゃんが演じるという、まさかの共演にビックリしました!でも、とまっちゃん(戸松)とも長いつき合いだったおかげで緊張せずに済みましたし、何よりも上川さんや内田さんはじめ、スタッフさんたちの温かい雰囲気のおかげで、ホントに楽しい撮影になりました!もちろんシリアスなシーンもありますが、そんな楽しい雰囲気があふれている『問題物件』第5話、是非ともご覧ください!!」

◆戸松遥
「演じる杏子は、とても真面目で繊細な人なのかな?という印象と、金縛りに遭っている事で既に精神的に疲弊している印象を受けました。その上で寝不足だったり、家事育児もあったりする中で、本当にちょっとした事が少しずつ、夫へのフラストレーションとして溜(た)まっていく様子をイメージしながら演じました。実は、自分自身も疲れている時などに金縛りにあった事があるので、その時の体が動かなくなる気持ちの悪さを思い出しながら演じました。また、妻であり母親の役でもあったので、気持ち的には共感できるところがたくさんあり、無理に役作りする事なく演じられたように思います。声優である私がまさか今作に出演できるなんて…うれしすぎて夢のような素晴らしい経験でした。実写でのお芝居はまだまだ不慣れではありますが、杏子の気持ちに寄り添いながら精一杯演じさせていただきました。金縛りの正体にドキドキしながら是非ご覧ください!」

◆春海四方
「“問題物件”は身近にある話題だと思います。ただドラマ化は難しいと思っていましたが、コミカルでデコボココンビのお陰で毎回楽しく拝見しています。演じる三宅は、決して悪い人ではないんです。ただ町内の為、住民のために正義を振りかざしてついつい行き過ぎてしまうんです。本当は愛すべき人だと思います。現場は和気あいあいとして笑いが絶えませんでした!上川さん、内田さんお2人のお人柄ですね。今回はどんなトラブルをお2人が解決してくれるか!お楽しみくださいませ」
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