小林賢太郎脚本・演出、舞台『学芸員 鎌目志万とダ・ヴィンチ・ノート』開幕 2・9ライブビュ…

2025/01/31 17:59 

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舞台『学芸員 鎌目志万とダ・ヴィンチ・ノート』より

 劇作家の小林賢太郎が脚本・演出を務めた舞台『学芸員 鎌目志万とダ・ヴィンチ・ノート』の開幕にあたって、小林をはじめ、キャストのコメントが解禁された。

【写真】騒々しくも、わかりやすい図書館で繰り広げられる物語

 騒々しくて、わかりやすい美術館に新人の学芸員としてやってきたレオナルド・ダ・ヴィンチの研究をしている鎌目志万(かまめしまん)という男。個性豊かな面々が繰り広げる、ミュージアム・コメディ。主演は鈴木拡樹。共演には、オーディションによって選ばれた、生田輝、中條孝紀、三枝奈都紀、古屋敷悠、前田友里子のほか、辻本耕志、菅原永二が出演する。

 東京公演は、1月29日から2月2日まで池袋のサンシャイン劇場で。大阪公演は2月7日から9日まで大阪市中央区のCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで開催される。大千穐楽となる2月9日には、全国のイオンシネマでライブビューイングも行う。

【コメント】
■小林賢太郎(脚本・演出)
上演初日を迎えることは、水中から水面に出て、やっと呼吸ができるような感覚です。脚本執筆、そして稽古では、焦ってもがいたりせず、自分の自然な浮力を信じて、丁寧に作りすすめてきました。演出で気をつけたことは、シーンそれぞれの楽しさをはっきりさせることです。演劇鑑賞にあまり慣れていないお客さんにも、入りやすい仕上がりになったと思います。美術館と劇場には、共通点があります。それは、作品と観客が、同じ空間を共有するということです。配信や映画館でも、同じ空間にいるような気持ちで楽しんでいただけたらと思います。

■鈴木拡樹
日々笑いの要素などが足されていくことで厚みを増していくストーリーを、皆で育てているような感覚で稽古してきました。この育て上げたコメディ作品を皆さまに届けられることを本当にうれしく思います。皆さまに笑顔で帰っていただきたいなという気持ちと、個人的には今年最初の舞台出演にもなりますし、お客さまの中にも初観劇の方もいらっしゃると思いますので、皆さまが良い年を過ごせるように、ほっこりした幸せな気分で帰っていただけるようにお届けしたいと思います。

■生田輝
鎌目志万!いよいよ幕が上がります。個性豊かな役者の皆さまと小林賢太郎さんとの笑いの絶えないお稽古場は毎日が刺激的で、日々のお稽古を重ねていくうちに、早くお客さまにこの物語をお届けしたい!という気持ちがどんどん大きくなってきていました。カンパニー一同で創り上げるこの愉快な美術館の一員になれることを全力で楽しみながら、お客さまにもたくさん楽しんでもらえるように、一つ一つの公演を心を込めて頑張ります!

■中條孝紀
さあ、いよいよ本番ですね!緊張とプレッシャーから始まった稽古も座長の鈴木拡樹さんはじめ、素晴らしい共演者の方々とスタッフさんのおかげで、とても充実したものになりました。演出である小林さんのブレることのない羅針盤を信頼して全員で同じゴールを目指して船が漕げたのではないでしょうか。唯一無二のユーモラスな小林賢太郎ワールドを堪能していただけたら、我々一同非常にうれしく思います!皆さま、お楽しみに!

■三枝奈都紀
続けてると良いことがあると信じてきたわたしにとって、この作品は確実に人生のご褒美になりました。オーディションから毎日楽しくて毎日凹んで毎日自信をもらって、これまでの俳優人生でずっとやってみたかったけど全く需要がなかったこと、を見事に全部やらせていただきました。このカンパニーの、騒々しくていびつで楽しいアンサンブルをどうぞお楽しみください。皆さまの楽しい劇場体験になれば、最高にしあわせです。

■古屋敷悠
美術館という場所の主役は言わずもがな、展示されている作品ですが、今作、この美術館では、普段は裏方として働いている人々こそが主役になります。そんなふうに普段とはちょっと違った角度で美術館をのぞいてもらって、ついでにくすりと笑ってもらえたならうれしいです。そして、観劇後「ちょっと美術館に行ってみようかな」と思ってもらえたなら両手を上げて喜びます。ようこそ、劇場へ。そして、行こう、美術館へ。

■前田友里子
オーディションを受けたのが7月、2次審査を経て出演が決まったのが8月。そこからヴィジュアル撮影や顔合わせなどを経て集中稽古に入り、いよいよ本番です。鎌目志万と関わっている期間はとても幸せな日々でした。そして、ここからお披露目という最も幸せな日々がくるわけです。お客さまにも観劇が幸せな時間だったと思っていただけるよう全力を尽くします。たくさんの笑顔が見れると幸いです。

■辻本耕志
共演の皆さんとはあっという間に仲良くなりました。楽しく濃密な時間を稽古場で過ごし、一丸となって創りあげた物語です。たくさん笑っていただけたらなによりです。

■菅原永ニ
久々に小林賢太郎作品に参加することができてうれしく思っています。今回は美術館が舞台のお話で私は美術館の館長の役です。登場人物はクセのあるキャラクターしか出てきません。笑いながらもどこかほっこりするお話です。ダ・ヴィンチについても学べます。最後までどうぞごゆっくりお楽しみください。
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