椿鬼奴、難聴経験を語る 飲み会でも「先に席をとる」

2025/01/21 12:58 

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難聴経験を語った椿鬼奴(C)ORICON NewS inc.

 お笑い芸人の椿鬼奴が21日、都内で行われた「相手の声が読める電話『ヨメテル』メディア向け発表会」に登壇した。

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 相手の声が読める電話「ヨメテル」は、23日よりサービス開始。電話で相手先の声が聞こえにくいことがある人へのサービスとして、通話相手の音声を文字にする24時間・365日使える電話アプリで、法律に基づいた公共インフラとしてのサービスだ。

 鬼奴は、難聴経験者の一人として登壇。「私も3年前に突発性難聴を経験してるので、聞こえづらさっていうのはやっぱり感じていますし、このアプリ『ヨメテル』っていうのはすごく興味があります」とした上で、聞こえづらさも伝えづらさもあると告白。「騒音の中の電話とか、話してる横の人の声よりも他の音がすごく聞こえちゃったりするときもあるので」と悩みを明かした。

 3年前に突発性難聴を発症した当時については「朝起きたら右耳が聞こえないっていう感じなんですよ。ちょっとなんかガラガラっとした後に聞こえなくなったという感じで」とし、「ちょっとしたら聞こえが戻ったりもしたんですけれども、耳鳴りもひどくなるんですよ」と振り返った鬼奴。「そうすると今度、聞こえてる左耳も聞こえづらいっていう感じになったので、その時期本当大変でした」とした上で、2度目に突発性難聴を発症したときからは、右耳の聴力が戻っていないと明かした。

 居酒屋など人が多いところも聞き取りづらいため、現在は、右耳の聴力が弱いことを理解し、席は「先にパッと取っちゃって」と攻略法を語った鬼奴。左端は末席になることが多いことから「末席だから、ばって先に行って。後輩の芸人なんかはねえさん奥に行ってくださいなんて言うんですけれども、いいから行ってとか、そんなことをね、やります」と明かした。
ORICON NEWS

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