大泉洋、娘に見せたくてヒロイックな役に挑む ラブシーンあり結局「娘に見せることができない映…

2025/01/07 21:37 

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娘に見せたくてヒロイックな役に挑んだという大泉洋 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の大泉洋(51)、入江悠監督が7日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で行われた映画『室町無頼』(17日公開)の会見に参加した。

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 海外のコメディタッチのある役柄が多い中、本作のオファーを受けた理由を海外の記者から英語で質問された。大泉は「よくコミカルが多いことをご存知だな、と」と苦笑いを浮かべながら「私も、たまにはカッコいい役をやりたい。娘がいるんですけど、娘にカッコいいところを見せたいと思って、この役をやることを決めた」と説明。ただ「松本若菜さん演じる美しい女性と一緒に布団にいるシーンがある。娘は絶対にこういうシーン(ラブシーン)を見られない、と。結局、娘に見せることができない映画になってしまって残念」とこぼして笑いを誘っていた。

 また、ヒロイックな役どころで、撮影時に準備したことも。「常に心の中に日本のスーパースターである三船敏郎を秘めていました。立ち回りのシーンに行く前は必ず三船さんの『椿三十郎』の中で言う名せりふ『斬られりゃ痛てえぞ』をまねしてから挑んでいました。気持ちは三船敏郎でした。三船敏郎を老い続けて演じました」と明かす。そして通訳に「『斬られりゃ痛てえぞ』はまねして言ってください」とむちゃぶりして笑わせていた。

 本作は、『極楽征夷大将軍』で直木賞を受賞した垣根涼介の『室町無頼』の実写化。室町時代、大飢饉と疫病が連鎖する“応仁の乱”前夜の京(みやこ)に、風の如く現れ、巨大な権力に戦いを挑んだ「アウトロー=無頼」たちの物語。日本史上初めて武士階級として一揆を起こし、歴史にただ一度だけその名を留める男、蓮田兵衛の元に結集した無頼たちの知られざる闘いをドラマチックに描く。荒廃した時代を泳ぐ自由人・蓮田兵衛を大泉は演じた。


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