大みそか恒例『第75回NHK紅白歌合戦』（後7：20～11：45※中断ニュースあり　総合ほか）の初日リハーサルが28日、東京・渋谷のNHKホールでスタートし、初出場となる新浜レオンがトップバッターとして音合わせと取材会に参加した。その後も出場アーティストが続々と登場する。

【一覧】『第75回NHK紅白歌合戦』出場者＆曲順　これまでの出場回数も

　新浜の音合わせは非公開となったが、応援ゲストとして所ジョージと木梨憲武が参加。木梨プロデュース、所ジョージが作詞・作曲の楽曲「全てあげよう」も話題となった新浜は「とにもかくにも、歌手になってから紅白という舞台を言わない日はないくらいずっと目指していた。所さんにも木梨さんにも制作のときから伝えてきたので、その舞台に立てると思うと幸せで光栄です」としみじみと語った。

　あまりにも『紅白』を口にだしてきた新浜に所は「横で聞いてて大丈夫かな、と思ってた」と苦笑。「レオンの1番は確実に紅白に出たいって言ってたこと」と所からの言葉に胸を張る新浜に所は「普通、言わないもん。大人になると、行けなかったらどうしようと思うから言えないよね。だからすごいよね、圧が。レオンくんの活躍のおかげさまで我々もNHKに呼んでいただいてありがとうございます」と感謝した。

　貴重な紅白リハーサルという場所を2人も楽しんだというが、気になる本番に木梨は「歌頭で、どかして僕が歌います！」と宣言。「僕の歌だったんです、元々。起き上がりながらレオンが少し歌い出す」と予告し、所も「たまらず中盤で蹴り落としてたもんね」と悪ノリ。木梨は「所さんが途中で『いったんCMです』っていうんです」とテキトーぶりで笑わせた。

　そんな先輩たちのかたわら、新浜は「ただただ幸せです。緊張するかなと思ったらいざ、音合わせしてここで歌うんだと思ったら…やっぱりそこを目指してきたから」と感慨深げ。「紅白は目指していた一番のところなので、そこは涙をこらえてビシッと歌を届けたい」と約束すると木梨は「いろんな場所でレオンが紅白歌手になってきたのをみてますから…ごめんなさい。そこは書かないで切っちゃってください」と照れ笑いした。

　最後は木梨に「記者のみなさんの前でスライディングしないと」と見どころとなる“膝スライディング”をリクエスト。スパンコールのパンツのままスライディングする新浜に木梨は「そっちからは野球のスライディングみせてくれ！」「今度は頭から！」と終始、応援（？）なのかちゃちゃ入れなのかわからない無茶ぶりをし続け、その場をわかせていた。

　今年は、有吉弘行、橋本環奈、伊藤沙莉、鈴木奈穂子アナウンサーが司会を務める。朝ドラの前期後期主人公が司会としてそろい踏みとなるのは、紅白史上初。有吉が紅白歌合戦で司会を務めるのは、去年に引き続き2回目となる。昨年は紅組が優勝し、紅組34勝、白組40勝となっている。

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