【ONE】野杁正明、まさかの連敗… 1ラウンドでダウン奪われ巻き返せず判定負け

2024/12/20 23:07 

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『ONE Friday Fights 92』リウ・メンヤンvs.野杁正明 (C) ONE Championship

■『ONE Friday Fights 92』(20日 タイ・バンコク/ルンピニースタジアム)

【写真】計量後のフェイスオフでにらみ合う野杁正明とリウ・メンヤン

 元K-1二階級王者の野杁正明が、第4試合でリウ・メンヤンと対戦し、第1ラウンドでダウンを奪われて判定0-3で敗れた。
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 野杁は今年6月、強豪がひしめき“魔の階級”とも呼ばれるONEフェザー級(-70.2kg)キックボクシング戦線に乗り込んだが、初戦はランキング3位のシッティチャイ・シッソンピーノンに判定負け。ONE初勝利を目指して「チームバシレウス」の盟友・武尊らとともに、基礎を丁寧に積み上げながら攻撃の破壊力をアップさせ、この試合に挑んだ。

 第1ラウンド、メンヤンが勢いよく打撃を連発し、野杁はガードを固めるも右ストレートを被弾しダウンを奪われる。落ち着いて立ち上がった野杁だが、メンヤンはさらに打撃で圧をかけていく。徐々にリズムを取り戻した野杁はロープを背負いながらもヒザ蹴りをヒットさせて流れを変えたが、メンヤンも前に出続けて攻撃を止めないまま3分間が終了した。

 第2ラウンドになってもメンヤンが前に出て野杁をロープに追い込むが、野杁もヒザ蹴りやパンチをボディにヒットさせる。明らかにボディが効いているがメンヤンもこらえながら攻撃を出し続け、まさに攻めvs.攻めの展開となる。

 最終第3ラウンド、前蹴りとパンチで攻めてくるメンヤンに野杁がヒザ蹴りをヒットさせ、流れを引き寄せる。ローブローのブレイクを挟んで再開後もメンヤンが前進し、野杁にプレッシャーをかけ続けて時間を経過させる。ダウンを奪いたい野杁だがメンヤンが意地を見せて倒れずに9分間を立ち続けた。

 判定前に勝利を確信し、セコンドが肩車をしてリングを一周したメンヤンが、ジャッジ3者の支持を得て3-0で判定勝利。野杁はまさかのONEで2連敗となった。
ORICON NEWS

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