『全領域異常解決室』成海璃子“二宮”が残した藁の船…早くも続編希望の声続出「もっといろんな…

2024/12/18 23:27 

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『全領域異常解決室』最終話より (C)フジテレビ

 俳優の藤原竜也が主演し、広瀬アリスが共演するフジテレビ水10ドラマ『全領域異常解決室』(毎週水曜 後10:00)の最終話が18日に放送された。

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 完全オリジナルとなる本作は、脚本・黒岩勉氏、演出・石川淳一氏による実力派スタッフで制作する、手に汗握る本格ミステリードラマ。身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」(通称「全決(ゼンケツ)」)という世界最古の捜査機関が解決していく本格ミステリー。

以下、ネタバレあり。

 謎の神・ヒルコによる「選別」が始まった。寿正(野間口徹)が開発したSNSを見続けた人間は、次々と命を絶つ。街中で自殺者が続出し、東京は一夜にして大混乱に陥る。政府は「全決」がヒルコと深い関係にあると断定。直毘吉道(柿澤勇人)は「全決に強制捜査が入った」と語る。

 荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)や北野天馬(小宮璃央)ら警察は集団自殺の捜査に当たるが、あまりの事態に途方に暮れる。その中に、二宮のの子(成海璃子)の姿はなく…。

 一方、興玉雅(藤原)、芹田正彦(迫田孝也)、豊玉妃花(福本莉子)の3人は激しい戦闘の末、寿に捕らえられていた。寿は「私はヒルコ様に最初に選ばれた人間です」とヒルコと出会った経緯について話し始め、“選ばれた人間が世界を支配”し、そうでない人間を選別するという計画の全貌を明らかにした。

 そしてついにヒルコが興玉たちのもとに姿を表すが、ヒルコは二宮(成海璃子)に乗り移った姿で現れる。そして興玉らは絶体絶命に陥るが、全決局長の宇喜之民生(小日向文世)、日野克己(溝端淳平)、大和田光男(真壁刀義)らの救援により、危機を乗り越える。

 そして興玉は一人、小夢(広瀬)の救出に向かうが、そこで待ち受けていたのは直毘吉道だった。しかし興玉は直毘の異変に気づくと「あなたがヒルコ、いや謎の神ヒルコを名乗っていた飛鳥時代の亡霊・役小角ですよね」とついに黒幕の正体を暴く。すると直毘は「神が人間を甘やかしすぎたんです」と語り、修理固成の完遂を成し遂げると強調するのだった。しかし興玉は「何度裏切られても、人間たちを守り付けなければならないんです」と全面対決を挑む。

 興玉は荒波の協力もあり直毘に捕らわれていた小夢を救い出すも、興玉の正体を直毘から隠すために、小夢は自分自身で「事戸渡し」を行っていたために、天宇受売命を取り戻すことはできなかった。その結末に思わず涙する興玉。「申し訳ありません」と話す興玉を小夢は強く抱きしめるのだった。そして全決メンバーが見守る中、最後に興玉が小夢にこれまでの記憶を消す「事戸渡し」を行った。

 すべてが終わった後、病院には重症を追った二宮の姿があったものの、「人間を甘やかしてきた神々へ私からの警告だ。人間はすぐ過ちを忘れる。腐った世界を根っこから変えない限り」と明らかに様子がおかしい。そしてラストシーンでは二宮の姿がなくなった病室に、編み終えた藁の船が残されていた。この展開に視聴者からは「もちろん続編あるよね」「何か匂わせあるから続編期待」「京都編待ってます」「またゼンケツのメンバーに会えるといいなぁ」「もっと色んな神様見たいです」との反響が寄せられている。
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