アメリカ・ニューヨークのアポロシアターで行われるオーディションライブ『アマチュアナイト』の出演を懸けた『 POLLO アマチュアナイトジャパン 24‐25 予選ラウンド東京』が16、17日に都内で開催された。予選のMCを務めたお笑いコンビ・ニューヨークと、 エクスキューショナー役のエグスプロージョンが17日、囲み取材に応じた。

【写真】MC、エクスキューショナーを務めたニューヨーク、エグスプロージョン

　吉本興業が主催する『APOLLO アマチュアナイトジャパン 24‐25』は、動画審査と対面オーディションを経て、東京と大阪でそれぞれ2日間にわたって予選ライブを実施。観客審査によって選ばれた東京予選の4組、大阪予選の4組、そして敗退したパフォーマーから選出された「審査員特別枠」4組の総勢12組が2025年2月20日にCOOL JAPAN PARK OSAKA WW ホールで開催される決勝ラウンドに臨む。優勝者には、賞金1万ドルに加え、『アマチュアナイト』のゲスト出演権が贈られる。

　大阪・東京予選を4日間にわたって見守ってきたニューヨークとエグスプロージョン。観客のブーイングで脱落者が出た場合、出場者を舞台から袖まで連れ戻す役目のエグスプロージョンのまちゃあきは「悲しいかな、出ていく時しか、仕事がないわけですよ。（自分たちも）パフォーマーなんで、途中で打ち切られる悔しさも分かるんで複雑なんですけど」と吐露。「今日も2組（脱落者が）出て、自分たちの仕事をやりきったんですけど、終わった後にすごく心が傷つきました。でも、僕らが出ることで少しでも和らげることができるんだったら、それが僕たちの仕事だなと、誇りに思いました」と笑顔を見せた。

　そんな2人の仕事ぶりにニューヨークの屋敷裕政も「本当にカロリー高い仕事というか、ちょっとギャラ多めにせんと」と提案。それに喜ぶ2人だったが「出る時しんどいからね。だから、来年あるとしたら獣神サンダー・ライガーにした方がいいかもしれない」と言う屋敷の言葉で突如、役目を失う危機が。

　エグスプロージョンのおばらよしおは「サイレンなって赤い照明の中出ていって、演者さんのなんとも言えない表情を見た瞬間はエクスキューショナーとしてステージ立ってますけど、あの瞬間だけは僕らもプレイヤーになっちゃってるんで、あんまり見たくないですね」と辛さを漏らす。屋敷が「とはいえ、あれが醍醐味な部分はありますからね」と語ると、まちゃあきが「僕らしかできないと思うんで、次回も」と続け、エクスキューショナーとしての役目を守ることも忘れない姿勢を見せた。

　17日の東京予選では、ヲタ芸パフォーマーの「ゼロから打ち師始めます。」とシンガーのErinaの2組が決勝進出を決めた。

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