角田夏実、カメラの前で涙「努力は必ず報われると信じてきた」  金メダルを手にした物語に迫る

2024/11/21 12:25 

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オリジナルドキュメンタリー番組『NumberTV』第9話に登場した角田夏実

 パリオリンピック柔道金メダリストの角田夏実が、オリジナルドキュメンタリー番組『NumberTV』第9話で、これまでの柔道人生を振り返り涙を流した。2024年のパリ五輪で日本選手団の最初の金メダルを獲得した角田は、「もう一度この人生を歩めと言われたら、きついかな」と語り、金メダル獲得の裏にあった数々の苦悩と挫折について明かした。

【番組カット】柔道着とのギャップ!黒のジャケットでキメる角田夏実

 NTTドコモが映像配信サービス「Lemino」で独占配信中の『NumberTV』は、トップアスリートが自らの挫折と復活について語る全24回のドキュメンタリーシリーズ。第9話では、31歳で日本女子柔道史上最年長でオリンピック初出場を果たし、金メダルを手にした角田の物語に迫る。

 幼少期から柔道に打ち込み、輝かしい実績を重ねてきた角田。しかし、2017年の世界選手権で銀メダルを獲得した後、周囲の期待に押しつぶされそうになり、練習も楽しめなくなる苦しい時期を経験した。「自分らしい柔道を見失ってしまった」と語る角田にとって、「引退」という言葉が現実味を帯びるほどだったという。

 そんな角田を支えたのは、長年寄り添ってきた今井コーチの存在だった。「支えてくれる人たちの笑顔のために」という今井の言葉が、角田を再び柔道へと向かわせた。挫折を乗り越えるための一歩として階級を52キロ級から48キロ級へ変更し、パリ五輪で東京五輪で果たせなかった夢を実現。角田は「努力は必ず報われると信じてきた」と語りながらも、その道のりがいかに険しかったかを涙ながらに語った。

 第9話はきょう21日から配信中。次回の第10話には、日本代表引退を発表したバドミントン選手・桃田賢斗が登場する。
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