太田光、ピーコさんに感じた“残酷なほどのやさしさ”「徹底的な人だった」

2024/10/23 02:17 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

太田光 (C)ORICON NewS inc.

 お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、22日深夜放送のTBSラジオ『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』(毎週火曜 深1:00)に出演。双子のタレント「おすぎとピーコ」の兄で、ファッション評論家として活躍したピーコ(本名・杉浦克昭)さんの訃報を受け、生前の交流を振り返った。

【写真】2019年『ピーチケパーチケ』 ピーコさんが浜中文一&中山優馬らと笑顔

 フジテレビ系『爆笑おすピー問題!』でレギュラー共演していた太田は「さみしいな…なんて思いながら、昔の思い出をたどっていくとさ、ピーコさんとおすぎさんと番組をやっていたんですよね。食事なんかいくと、やさしさという意味では、あれほどのやさしい人たちはいないでしょ?ちょっと、ほかに思いつかない。人間として。残酷なほどやさしいんですよ」とコメント。

 続けて「おすぎとピーコという人たちは、あの時代に生まれ、まだそういう理解が多い世の中じゃなかった。我々に対しては本当にそういうことを言わなかったじゃん。家も学校も楽しくて、いろんなことをやってきたのよって、楽しい話しかしない」と振り返った。「(食事に行っても)ピーコさんが『これ食べなさい』って言いながら。もう全部、とにかく本当にやさしい。なぜ、残酷なほどやさしいかっていうと、ピーコさんとおすぎさんを見ていると、人を一方的に愛するっていうのが徹底的な人だな」と語った。

 その上で「テレビでは毒舌も言うし、悪口も言うけど、そこから離れた時のやさしさ。なんていうのかな、これは当時の僕が思ったことなんですけど、このやさしさって、おそらく報われないものなんじゃないかなって。その人がたとえこっちに振り向いてくれなくても、その人の幸せを願うのが本当なんだと。好きになってしまう残酷さ。ピーコさん、おすぎさんを見ていると、自分が報われないとわかった上で、その人に尽くすっていうのを、若い頃から散々、うんざりするほど経験してきたからこそのやさしさなんじゃないかな」と話していた。

 番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。
ORICON NEWS

エンタメ

注目の情報