「すべての日本人に教えたい!」現役シェフが教える味噌汁“時短”ライフハックに645万件超え…

2024/10/14 11:30 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

味噌汁”時短”ライフハックとは?

 味噌汁を作る際に、手間を加えるだけで劇的に“時短”できるライフハック術に反響があった。投稿したのは、某レストランで料理長をしているという麦ライス(シェフ)(@HG7654321)さん。まるで魔法のような、“時短ライフハック術”とは。麦ライス(シェフ)さんに話を聞いた。

【画像】現役シェフ直伝、味噌を素早く溶かす方法&ほっこり…体が温まるレシピも伝授

 麦ライス(シェフ)さんが投稿したのは、「味噌を入れたスプーンの中に、ネギを入れるだけで、一瞬で味噌を溶かせる」という仕組み。その理由として「物理的な原理が主な理由です。ネギが味噌を攪拌させてホイッパー的な役割をするため素早く溶かすことができます」と併せて説明されている。この投稿は645万件以上の表示、12万いいねを記録し、「ネギにそんな能力があるとは…」「勉強になりました」などのコメントが寄せられた。

――反響への感想と、印象に残ったコメントがあれば教えてください。

 「便利な裏技ですが、ネギが嫌いな方と、ネギを必ず後入にする方がいるので、その方たちにはなんだか申し訳ないなぁという気持ちになりました。このテクニックは自分で思いついてやり始めたため意気揚々と投稿をしたのですが、以前から知っていたという方が数名いらしたので、実は以外とメジャーなのかなぁと思いました(笑)」

――味噌を早く溶かすテクニックは、何がきっかけで気づいたのでしょうか。

 「基本的に料理では重たい液体と、水っぽい液体を混ぜる際は泡立て器を使うことで素早く混ぜられます。ですので、ネギでも泡立て器的な役割で混ぜられると思い、やり始めたのがキッカケです」

――ほかにも、ひき肉を冷凍する時のライフハックなども投稿されています。特に麦ライスさん一推しのライフハックをぜひ教えてください。

 「ニンジンを茹でるときのライフハックが、個人的にかなり好きです。ニンジンは、弱火(60℃〜70℃)の温度帯が長くなると、ペクチンという物質が原因で生のように硬くなります。なので、茹でる際は弱火ではなく強火で一気に加熱をしたほうがいいのです。ちなみに硬くなってしまった時は、レンジでチンしましょう。すぐに柔らかくできます。子ども向けや離乳食、介護食を作る方にはぜひ知っておいてほしいテクニックです」

――様々なレシピも投稿されています。これからの時期にオススメのレシピはありますか?

 「これから寒くなるため、体を温められるレシピが良いと思います。なので、カレーを超おすすめします。僕が個人的にも、家でよく作るほど大好きなレシピの『かぼちゃとココナッツミルクのカレー』です。

 みじん切の玉ねぎを1/2、エビ150gを少量のバターで炒めたら、ココナッツミルク 1缶、牛乳200ml、塩、砂糖、コンソメ各小1/2、カレー粉小2、カレールー2個を加え、加熱済みのカボチャ1/4個を加えて完成 。辛口が好きな方は、カレールーを辛口にしてカレー粉の量を増やすといい感じになります」

――同アカウントを通して、ユーザーに届けたいことや伝えたいことはありますか?

 「現在のSNSでは様々な料理レシピが存在しておりますが、私のような現役の料理人だからこそ分かる、テクニックやおすすめ調味料などを今後も沢山紹介していきます。なので、フォロワーの皆様には長く楽しんでいただける、アカウントになれば嬉しいと思っております」
ORICON NEWS

エンタメ

注目の情報