『民王R』“カリヤン”金田明夫&“新田くん”山内圭哉が続投決定 9年ぶりも「全然いけますよ…

2024/09/25 06:00 

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『民王R』に出演する(左から)山内圭哉、遠藤憲一、金田明夫(C)テレビ朝日

 俳優・遠藤憲一主演のテレビ朝日系ドラマ『民王R(たみおうあーる)』(10月22日スタート/毎週火曜 後9:00)に、2015年版『民王』に出演していた泰山(遠藤)の盟友“カリヤン”を演じる金田明夫と、公安刑事“新田くん”を演じる山内圭哉が引き続き出演することが決定した。

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 2015年7月期に金曜ナイトドラマ枠にて、遠藤&菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント『民王』。『半沢直樹』シリーズや『下町ロケット』シリーズ、『ハヤブサ消防団』などで知られる作家・池井戸潤氏が2010年に発表した同名小説をドラマ化した。

 現職総理大臣とおバカな息子の心と身体が入れ替わるという前代未聞の大珍事を、時にシニカルに、時にハートフルに描いた『民王』の続編となる『民王R』。今作は、原作からインスパイアを受けたオリジナルストーリーで、遠藤演じる主人公・武藤泰山の入れ替わり対象は【全国民】に拡大。『民王R』では、毎話泰山と誰かが“ランダム”に入れ替わってしまうという奇想天外なストーリーを届ける。

 金田演じる“カリヤン”こと狩屋孝司は、泰山の盟友で、武藤内閣では内閣官房長官を務める人物。泰山を「泰さん」と呼んで慕っており、以前に泰山が息子の翔と入れ替わってしまった際にも、共に事態の解決に取り組んだ頼れる右腕的存在だった。

 再び入れ替わりの事態に見舞われた泰山を、カリヤンは今回も全力でサポート。時に熱く、時に軽快に泰山を支えながら、武藤内閣の屋台骨もしっかりと支える。数々の作品を彩ってきたドラマ界きっての実力派俳優・金田も「『民王』は大好きな作品でしたので、決まったときは小躍りしちゃいました!」と、思いがけない“再会”に喜び。カリヤンという役柄を「忠義や無償の愛で奉公する今どきではなかなかない人物」と分析し、「今回もまた泰山の危機をカリヤンの力でプラスに変えていけたら」と意気込む。

 遠藤との久々の共演にも期待を寄せ、「今回ケンちゃん(=遠藤)はいろんな人と入れ替わっちゃう役なので、こっちもいろいろイジれそうで、それも楽しみにしています(笑)」と気心知れた“盟友”らしくニヤリ。「皆さんが楽しめて元気になれる、そしてみんなで明るい日本の未来を目指せるような、そんなドラマにできるよう全力を尽くして頑張ります!9年ぶりのカリヤン、全然いけますよ!」と力強く語った。

 そして山内演じる、頼れる公安刑事の“新田くん”こと新田理も帰還。コワモテだが優秀な警察官で、諜報能力と格闘能力は折り紙付き。前作ではその神出鬼没さとイントネーションの微妙さで異様な存在感を放っていた新田だが、現在は子だくさんのパパに。育休ばかり取っていたため、ちょっとばかり出世が遅れてしまった、という背景を抱えて登場する。

 山内自身も新田の変化には「時を経て取り巻く状況がいろいろ変わっています(笑)。想定外なことが多すぎて、その諸行無常を芝居で表現できたらいいなと思います」と驚きを隠せない様子。さらに山時聡真演じる猫田マモルという部下もでき、「メソッドとして非常に難解…というか、非常にハードルの高いものを与えられたなという気はしますね」と意気込んだ。

 台本を読み、演じ始めながらすでに『民王R』の世界を楽しんでいるという山内。「風刺もふんだんに入っていて、皆さんの日頃のモヤモヤが晴れるような、次の日スッキリ起きられるような作品になると思うので、ぜひ楽しんでいただければと思います」とメッセージを寄せた。
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