フィギュアスケートで日本男子初の世界選手権連覇を果たした宇野昌磨さんがプロデュースするアイスショーの第２弾となる「Ｉｃｅ　Ｂｒａｖｅ（アイスブレイブ）２」が１日、京都アクアリーナで開幕した。

　出演者は宇野さんのほか、第１弾から引き続き本田真凜さん、本郷理華さん、中野耀司さん、唐川常人さん、櫛田一樹さん、今回から吉野晃平さん、佐藤由基さんが加わり、計８人で約９０分間の公演を駆け抜けた。

　第２弾は、前回の演目を軸に、ベートーベンのピアノソナタ「月光」などのプログラムも新たに取り入れられ、第１弾より全体的にしっとりとしたナンバーで会場を魅了した。宇野さんは、第１弾で元コーチのステファン・ランビエルさんが演技した宇野さんの競技時代の演目「Ｇｒａｖｉｔｙ」を今回は自身で滑り、本田真凜さんとのアイスダンスの演目「Ｗｉｌｄ　Ｓｉｄｅ」では、リフトを披露した。宇野さんは、「ワン（第１弾）よりも１段階レベルが上がったものを見せたかった。（来年）１月までショーを通していろんな挑戦を組み込みたい」と意気込んだ。

　京都では２日まで行われ、その後、東京（１１月１４～１６日・江戸川区スポーツランド）▽山梨（１１月２９、３０日・小瀬スポーツ公園アイスアリーナ）▽島根（１２月６、７日・宍道湖公園湖遊館）▽宮城（２０２６年１月２４、２５日・ゼビオアリーナ仙台）――の５カ所で開催される。【吉田航太】