サッカーJ3・ギラヴァンツ北九州、地元ゼンリンとコラボTシャツ

2025/07/19 08:15 

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 サッカーJ3のギラヴァンツ北九州と地図情報大手「ゼンリン」(北九州市戸畑区)がコラボレーションしたオリジナルシャツが完成した。8月にホームで開催する最後の「ギラヴァンツサマーフェスティバル(ギラフェス)2025」で、来場者全員に配布される。

 ギラフェスでは、これまでも地元ゆかりの企業などとコラボしたシャツをデザイン。今夏で8回目となるが、Jリーグが2026~27年シーズンから「秋春制」に移行するため、サマーフェスとしては最後の開催となる。

 有終を飾るコラボシャツはゼンリンと共同企画。チームカラーのイエローをベースにしたシャツには、小倉駅周辺の詳細な地図を落とし込んだ。

 前面は3300分の1の縮尺地図をプリント。建物の形まで表示されたゼンリンならではのデザインで、左胸部分にはエンブレムと地図上のスタジアムを配置。背面には、2万6000分の1の広域地図を採用した。細かい河川まで表現した地形に、JRやモノレール路線、主要道路などのインフラ網をあしらい、躍動感・臨場感・生活感をコンセプトにしている。

 コラボシャツは14日、小倉北区のゼンリンミュージアムで初披露。記者会見に臨んだギラヴァンツの石田真一社長は「(クラブの)取り組みを通じて街づくりにつながれば」とシャツへの思いを語ったうえで、「最多となる1万5000人の来場を目標にしている。集大成となるので多くの市民に訪れてもらいたい」とあいさつした。

 ゼンリンの飯銅(はんどう)英樹・システム開発本部長も「勝利をつかみ取っていただきたい」とエールを送ると、MFで主将の井沢春輝選手がシャツ姿を披露した。

 試合当日は選手も入場時に着用する予定で、増本浩平監督は「シャツを着て、僕らと一緒に戦ってほしい」と意気込みを述べた。

 ギラフェスは8月16日午後6時、ミクニワールドスタジアム北九州(小倉北区)で、奈良クラブを迎えてキックオフ。試合後は600発の花火を打ち上げてフィナーレを飾る。7月19日から前売り券が販売される。【橋本勝利】

毎日新聞

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