明大重戦車FW、圧倒のスクラム戦 筑波大に逆転勝ち 関東大学ラグビー

2020/10/18 20:52 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 関東大学ラグビーは18日、埼玉・熊谷ラグビー場などで対抗戦4試合、リーグ戦1試合が行われ、対抗戦は2連覇の懸かる明大が筑波大に33―17で逆転勝ちした。

 7点をリードした後半13分、明大はバックス陣の要であるCTB森が危険なタックルを犯したとしてシンビン(10分間の一時的退出)になった。正念場だったが、残された14人の闘争心はむしろ湧き立ち、「前に出よう」と目の色が変わった。

 広大なスペースを攻め込まれても、バックス陣は追いすがった。自陣ゴール前で相手を引き倒すと、167センチのFB石田はそこでボールを奪い取る「ジャッカル」を成功させ、トライを防いだ。

 そのプレーに勢いづいた明大自慢の重戦車FWは、その後のスクラムで圧倒し続け、数的不利が影響するフィールドプレーの時間と相手の士気をそいだ。後半26分にはゴール前でモールを押し込むと、相手がたまらずに反則し認定トライを奪った。気がつけば10分間は過ぎ、無失点で逆にリードを広げていた。

 対抗戦と全国大学選手権の2冠を目指す今季は、新型コロナウイルスの影響でシーズン開幕前に対外試合を数試合しかこなせず、まだ完成度は低い。だからこそ田中監督は「苦しみながらチームを作る。試合ごとに成長できればいい」と強調する。

 苦しい時間帯に底力を見せ、NO8の箸本主将は「勝ち切れたのは良い経験。さらに気が引き締まった」と手応えを感じていた。【谷口拓未】

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>

注目の情報