DeNA梶谷、積極性と準備が生んだ逆転満塁アーチ

2020/10/18 19:59 

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 ◇○DeNA10―6巨人●(18日・横浜)

 DeNAが逆転勝ちした。

 六回までわずか2安打と沈黙していた強力打線が突如、目覚めた。終盤に10得点で5点差をひっくり返したDeNA。ラミレス監督が「素晴らしい気分」と目を細めた勝利の立役者は、劇的な逆転満塁本塁打を含む2打席連続アーチで計6打点を稼いだ1番・梶谷だ。

 七回、2点を返し、なお無死満塁の場面で打席に入り、巨人の2番手・高梨が投じた膝元に沈む球を右中間席へ運んだ。ダイヤモンドを一周する際、一塁を踏み忘れて慌てて戻る姿を見せ、「ちょっと焦ったけど、気持ち良かった」と照れた。

 不動の1番として復活した今季。じっくり球筋を見極めるのではなく、初球から振るスタイルで安打を重ねてきた。「追い込まれると打率は下がる。投手を研究して、打ちにいく球とタイミングさえ合えばいこうと決めている」と梶谷。「緊張した」という七回の好機でも「どう攻められるか」と頭の中を整理し、2球目を強振。持ち前の思い切りの良さと入念な準備で結果を出した。

 チームは首位・巨人に連勝し、勝率5割に復帰したものの順位は4位のまま。22年ぶりのリーグ制覇は絶望的な状況だが、梶谷は言葉に力を込める。「毎日、毎日、全力を尽くすだけ」【細谷拓海】

毎日新聞

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