オリックス田嶋がプロ初完封 「大胆に攻めた」 最速150キロの直球もキレ抜群

2020/09/16 22:56 

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 ◇○オリックス2―0楽天●(16日・ほっと)

 オリックスが一発攻勢で接戦を制した。

 感情を表に出さないクールな左腕も、この時ばかりは笑顔がはじけた。オリックスの3年目・田嶋がプロ初完封。完投も初めてで「プロの完投のすごさが分かった。今後につなげられれば」と充実感を漂わせた。

 ゆったりしたスリークオーターから投じる最速150キロの直球の切れ味が抜群で、相手打者を次々と差し込んだ。前回登板の西武戦では2回9失点と乱調だった反省を生かし、コースを狙わずに「大胆に攻めた」ことも奏功。九回も「監督からは何も言われなかった。自分も行く気満々だった」。最後の打者・鈴木大を低めの変化球で遊飛に打ち取り、118球で締めた。

 栃木・佐野日大高、JR東日本を経てドラフト1位で2018年入団。左肘痛もあり、1、2年目は不本意な成績に終わった。飛躍を期した今季、開幕から先発ローテーションを守り、前回登板までクオリティースタート(6回以上を投げて自責点3以内)が12試合中8試合と抜群の安定感を誇りながら、打線の援護に恵まれず1勝どまりだった。それでも「最少失点で長いイニングを投げ、チームに貢献することが大事」と気持ちを切らさず、黙々と腕を振り続けた。

 前日の山本に続き、先発の柱に白星がついて連勝。神戸の地で、ようやくチームの歯車がかみ合ってきた。【伝田賢史】

毎日新聞

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