「終わってほっとした。この傷もうれしく感じる」井上尚弥 激闘一夜明け会見

2019/11/08 18:43 

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 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)のバンタム級初代王者となった井上尚弥(大橋)が試合から一夜明けた8日、横浜市の所属ジムで記者会見を行った。パンチを受けて切った右目の上にはガーゼが張られ、「終わってほっとした。一区切りついた気持ちでいっぱい。この傷もうれしく感じる」と心境を語った。

 世界5階級制覇の実績を持つノニト・ドネア(フィリピン)に苦しい戦いを強いられ、十一回にダウンを奪うなどして判定勝ち。プロで初めて強打を浴びるピンチもあったが、井上尚は「(2歳の)息子の存在があったから、持ちこたえられた」とし、「家族とゆっくりしながら、普通の生活がしたい」と話した。

 今後、対戦したい相手に世界ボクシング評議会(WBC)同級王座統一戦で弟の拓真を破った王者のノルディーヌ・ウバーリ(フランス)の名を挙げ、「弟の敵討ちをしたい」と理由を語った井上尚。米の興行大手、トップランク社との契約も発表され、「ここまで来たら最強を証明していくだけ」と意気込んだ。【村社拓信】

毎日新聞

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