JOC会長不正疑惑 関係者「なぜこのタイミング」「意趣返し」の声も

2019/01/11 23:30 

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 JOCの竹田恒和会長を容疑者とするフランス司法当局の捜査に対し、日本政府や東京五輪を担当する関係者は戸惑いを隠さない。日産自動車のカルロス・ゴーン前会長の事件と関連づけた見方すら出ている。

 東京五輪に携わる政府関係者は「竹田さんの捜査は2年も前からやっていたわけで、この期に及んでというのは(ゴーン事件の)意趣返しではないか」と推測した。

 同様に五輪準備を進める東京都幹部の一人は仏当局の捜査について「東京大会に与えるイメージは最悪。なぜ、このタイミングなのか」とため息をついた。その上でゴーン事件を持ち出し「日本に対する仕返しかもしれない」といぶかしんだ。

 ゴーン前会長の逮捕や勾留を巡っては、仏政府関係者が不快感を表明したり、メディアが捜査を批判的に取り上げたりする動きが出ている。だが、法務省関係者は「数年前から竹田会長を調べていたと聞いているので、タイミングが偶然重なっただけではないか」と話し、「意趣返し」との見方を否定した。

【田原和宏、竹内良和、和田武士】

毎日新聞

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