ノーベル賞授賞式出席の箕牧智之さん 広島県被団協の理事長を退任へ

2026/05/24 18:08 

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 日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)で代表委員を務める箕牧(みまき)智之さん(84)が、地方組織の一つ・広島県原爆被害者団体協議会(県被団協)の理事長を退任する意向であることが24日、判明した。

 箕牧さんは毎日新聞の取材に「ここ数年、体調不良が続いていた。組織の運営は新理事長たちに託すことになる」と話した。日本被団協の代表委員は当面続けるという。

 県被団協が30日に広島市内で開く定期総会で退任が決まる見通し。後任には副理事長で、原爆資料館元館長の原田浩さん(86)の名前が挙がっている。

 箕牧さんは広島駅で勤務していた父親を捜して3歳で入市被爆した。故坪井直(すなお)さんの後任として2021年11月に県被団協理事長に就任。22年6月に日本被団協代表委員に選出された。

 24年10月に日本被団協のノーベル平和賞受賞が決まった際、記者会見で「うそでしょ」とほおをつねる姿が注目された。同12月にノルウェー・オスロでの授賞式に出席し賞状を受け取った。【井村陸】

毎日新聞

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