バーチャル成人式開催へ 「分身」が友人と再会 東京・中央区

2021/02/23 11:30 

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 新型コロナウイルスとは無縁の成人式を――。1月11日の「成人の日」に中止した成人式の式典の代替行事として、東京都中央区は3月14日にインターネット上の仮想空間にアバター(自身の分身となるキャラクター)が集う交流会を開く。

 区が仮想空間の場を提供している事業者と協力し、事前に参加を希望した人にメールで仮想空間へのアクセス方法を伝える。出席者は仮想空間で登録名を付けたアバターとして行動。仮想空間の中に実在する学校のコーナーを設け、知り合い同士が集まりやすくする。他のアバターとマイクを通して会話したり、出席者の動画を互いに確認したりすることができるため、現実の式典さながらに友人たちと“再会”できる仕組みだ。

 交流会ではクイズも企画。区ゆかりの有名人の参加も検討している。

 対象は1月11日時点で区内に住んでいた新成人らで約950人。対象者には案内状やホームページを通して周知する。当日は午後2時開始予定で2時間程度を予定している。

 区は成人の日にオンライン形式のイベントを実施したものの式典は中止していた。“バーチャル成人式”ともいえる取り組みは、新型コロナ対策を徹底するためという。

 山本泰人区長は「成人の日は一生に一度のかけがえのない日。旧友や恩師(との再会)だけでなく新たな交流のきっかけになることを期待している」と話した。【井川諒太郎】

毎日新聞

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