山モミジと空の青 まさに「虹色のトンネル」 北海道・中札内

2020/10/18 09:55 

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 真っ赤な紅葉と、色づき始めた黄色の葉。まだ緑を残す葉もある。そこに晴天の青を加えると、まさに「虹色のトンネル」だ。

 ここは中札内美術村(北海道中札内村)に3年前にできた庭園内にある「山もみじのトンネル」。全長100メートルで、両脇に58本のヤマモミジが植えられ、足元にはコケが生えた石畳が敷かれている。春は新緑、秋が深まると紅葉に包まれ、今の時期は刻一刻と表情を変えるさまざまな色彩を楽しめる。ゆっくり歩くと、吹き抜ける風の冷たさが、冬の到来が近いことを教えてくれた。

 施設は六花亭製菓(帯広市)が運営し、約14万5000平方メートルの敷地に七つの美術館やレストランがある。今年は新型コロナウイルスの影響で訪れる人が激減したまま、19日から冬季休業に入る。「季節ごとに移り変わる自然の美しさを体験できます」という担当者の説明通り、美術館の外の景色もまた、精巧な風景画のようだ。来年はどんな「絵」が鑑賞できるだろうか。【貝塚太一】

毎日新聞

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