役所広司さん「豊かで誇らしい日本映画界に」 映画館復興キャンペーン

2020/06/30 18:42 

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 俳優の役所広司さんが30日、東京・日比谷で行われた「『映画館に行こう!』キャンペーン2020」の記者会見に出席し、「映画は、映画館で見てもらうために作っている。コロナショックを乗り越え、豊かで誇らしい日本映画界になるよう頑張りたい」と語った。

 同キャンペーンは、日本映画製作者連盟(映連)など映画関連4団体で構成する「映画館に行こう!」実行委員会が主催し、8月31日までの2カ月間、新型コロナウイルス感染拡大の影響で観客が激減している映画館の安全性を訴え活気を取り戻すことを目的としている。

 同実行委顧問で映連の岡田裕介会長は「映画館は、映画がフィルムで燃えやすかった時代から火災対策も含めて非常に換気の良い建物になっている」と説明。松岡宏泰実行委員長も「映画館では、お客様にも従業員にもマスク着用をお願いし、観客の入れ替えの際は消毒をするなど安全対策をしている」と述べ、映画館の安全性をアピールした。

 キャンペーンのアンバサダーを務める役所さんは「残念ながら、コロナウイルスと人間は共存していくしかない時代。一方、映画は経済と密接に関わる不思議な芸術。撮影現場は苦労するが、覚悟と努力があればこんな状況でも優れた作品ができると信じている」と語った。キャンペーンの一環で、30日から公式サイトと公式YouTubeチャンネルを開設し、役所さんを筆頭に、俳優、映画監督らが映画界への思い、思い出の映画、新しい映画観賞のあり方などについてリレー形式でコメントを更新していく。【井上知大】

毎日新聞

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