静岡市が7億円追加の補正予算案 模型教材の開発や移住促進… 市議会6月定例会に提出へ

2026/06/09 10:23 

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 静岡市は4日、模型と先端技術を組み合わせた新教材の開発や移住促進のための市営住宅空き家の改修事業など計7億1600万円を追加する2026年度一般会計補正予算案を17日開会の市議会6月定例会に提出すると発表した。
 新教材の開発は模型産業の活性化と、科学、技術、芸術などを横断的に学ぶ「STEAM教育」の推進を目的に500万円を計上する。ミニ四駆に加速度や傾きを測るセンサーを搭載し、データの取得や分析を実施。仮想空間に再現して実機による走行との検証を行う。高校の授業などで活用する教材とカリキュラムを開発する。静岡発のSTEAM教育モデルの構築で、データ活用力や課題解決能力を持つ次世代人材を育成する。
 市営住宅の空き家改修事業は1億9500万円を計上。移住検討者や移住を決めたもののすぐに住宅が確保できない人などを対象に、2週間や2年など期間限定で空き家を提供する。現在提供している12戸に加え、ニーズが高いJR静岡駅周辺を中心に39戸を改修し、本年度中の入居募集開始を目指す。さらに73戸の改修設計にも着手し、27年度以降の提供拡大を進める。
 南アルプスユネスコパーク保全活用基金から2500万円を、JR東海リニア中央新幹線工事による環境損失を上回る自然再興を目指すネーチャーポジティブの体制構築に充てる。実行委員会の設置と実行計画の策定、積雪期に対応した防鹿柵の開発を行う。
 このほか、京都までの東海道五十三次に大阪までの4宿を加えた「57次」の街道周辺地域で相互観光誘客や周遊を促進するため、各観光情報ウェブサイトを連携するプラットフォームの構築などに2700万円、駿府城公園紅葉山庭園茶室の改修に1400万円をそれぞれ充てた。
 補正後の本年度一般会計は4042億1600万円。
静岡新聞

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