熱海・起雲閣 案内板や解説リニューアルへ、多言語対応も「次世代へ魅力を継承」

2025/12/02 08:13 

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 熱海市の起雲閣は、館内の案内板や解説をリニューアルする。このほど、事業の実行委員会を設置。デザインを刷新し、訪日客への対応も図る。
 一般公開されてから20年以上が経過し、施設内の解説や看板は老朽化している上、後から追加された案内板のデザインが統一されていない状態。施設のブランドイメージ向上を目指して、専門家の助言を受けながら統一したデザインにするとともに、多言語にも対応する。本年度中に修復や刷新を進め、来年度からの使用開始を目指している。
 同事業は東日本鉄道文化財団の援助を受ける。同館で開かれた式典で、支援承認書を受け取った実行委の中島美江委員長は「起雲閣は観光客だけでなく、市民にも親しまれてきた地域の象徴。事業を通じ、次世代へ魅力を継承していくことができる」と感謝した。
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