豚熱対策、野生イノシシの捕獲強化 静岡県予算案

2020/02/14 08:17 

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 静岡県は豚熱(CSF)対策で、ウイルスを媒介する野生イノシシの捕獲を強化する。県内で感染拡大に歯止めがかからず、ウイルスの侵入リスクが高まる中、豚へのワクチン接種も継続し、養豚場での発生防止に万全を期す。13日発表した2020年度当初予算案に関連事業費5億6600万円を計上した。
 20年度のイノシシの捕獲目標頭数を9210頭と、19年度の2680頭から大幅に引き上げる。県内では昨年10月に藤枝市で初めて野生イノシシの感染が確認され、静岡、焼津、島田、掛川、浜松各市にも広がった。県は「感染イノシシの生息密度を減らし、異常を早く察知するためにも捕獲強化が必要」(畜産振興課)と指摘。地元猟友会と連携し、県内全域で捕獲を徹底する。
 養豚場での感染リスクを低減させるため、豚へのワクチン接種にも引き続き取り組む。県内では毎月約2万頭の子豚が誕生し、生後30〜60日をめどに順次接種していく。年間の接種予定頭数は23万頭に上るとみている。
 ワクチン接種に伴う出荷制限で一部の養豚農家が打撃を受ける懸念があるとして、価格下落に対する新たな支援策についても検討している。
静岡新聞

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