母校・湖西鷲津小に茶寄贈、47年 川根本町の小籔さん

2019/11/08 08:43 

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 湖西市立鷲津小は7日、卒業生として47年間にわたり、同校に茶を寄贈してきた川根本町の茶舗「こやぶ園」の小籔幸子さん(75)を招き、「ありがとうの会」を開いた。茶の寄贈は本年度が最後となるため、全校児童が手紙や劇を通じ、これまでの感謝を伝えた。
 小籔さんは結婚してこやぶ園に嫁いだ。故郷の子どもたちの健康を気に掛け、1973年から自前の川根茶を無償で提供し始めた。お茶は給食の時間に利用。児童の茶工場見学も受け入れてきた。
 毎年車を運転し、学校までの道のりを2時間半ほどかけて直接届けてきたが、体力が衰えてきたことから今回を区切りに決めた。本年度も7グラム入りのティーバッグ1万個を用意。会では児童約千人が、長年お茶を作り続けてきた夫の侃一郎さん(74)と幸子さんを拍手とアーチで出迎えた。
 児童は茶工場訪問で学んだことを基に、茶の効能を紹介する劇やクイズを発表。笑いを交えた演技で小籔さん夫婦を楽しませた。各学年の代表はこれまでを振り返り「お茶を飲むとほっこりして、苦手な牛乳も飲むことができた」「おいしいお茶を飲めたのはとてもいい思い出」と感謝。最後に花束を手渡した。
 幸子さんは「あっという間の47年だった。皆さんの温かい拍手のおかげで頑張れた」と感謝で応えた。
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