“名工”のカンナ削りに歓声 磐田・田原小で出前講座

2019/07/12 08:12 

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 磐田市立田原小は11日、厚労相が卓越した技術者を表彰する「現代の名工」の一人で、市内の宮大工、沢元教哲さん(61)=天峰建設社長=を講師に迎え、匠(たくみ)の技を学んだ。県の技能マイスター出前講座の一環で、6年生45人が参加した。
 沢元さんは、地元の府八幡宮の神門をはじめ、自身が携わった県内外の神社や寺の建設、修理事例をスライドで紹介。仕事の魅力について「将来何百年も残る仕事。見えない部分にこそ手が掛けられている」と語った。
 ヒバ材を使ったカンナ削りの実演も披露。沢元さんが木の表面をカンナで引くと、厚さ数ミクロン(1ミクロンは1000分の1ミリ)で長さ2メートルほどの滑らかな1枚の削りくずが出来上がり、児童が歓声をあげて見入った。児童も一人ずつ体験した。
 女子児童(12)は「身近なお寺などが今もあるのは宮大工さんのおかげ、ありがたいなと思った」と話した。
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