顧客の定期流用、元銀行員に実刑 地裁沼津支部判決

2019/05/16 17:03 

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 顧客の定期預金を不正に解約しだまし取ったとして有印私文書偽造・同行使と詐欺の罪に問われた元スルガ銀行行員の男(40)=伊豆の国市原木=の判決公判で静岡地裁沼津支部(菱田泰信裁判官)は16日、懲役3年8月(求刑懲役5年)を言い渡した。
 菱田裁判官は、判決理由で「8カ月で3人の定期預金を計6回、不正に解約しだまし取って流用した行為は相当に悪質で、銀行の社会的信用を大きく損ねた」と指摘。審査を通した一部の融資が焦げ付いたことを踏まえ、「厳格な銀行の審査基準をゆるがせにし、銀行員としての規範意識に欠ける」と断じた。一方で「深く反省し、弁済の意思がある」などと量刑理由を述べた。
 判決によると、被告は2017年9月から18年5月までの間、法人顧客への融資などに流用する目的で、顧客3人の定期預金を不正に解約し、計約1億1300万円をだまし取った。
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