国民民主党、幹事長の榛葉賀津也氏が当選確実に 参院静岡選挙区
7人で改選2議席を争った静岡選挙区で、国民民主現職で党幹事長の榛葉賀津也氏(58)が、5回目の当選を確実にした。立憲民主の支援や連合静岡の推薦を得て、盤石の戦いで議席を守った。
当選確実の報を受けた榛葉氏は20日午後8時過ぎ、東京都新宿区の国民民主開票センターで「支援者、地元の仲間、党派を超えて政治を変えようとしてくれた良識ある有権者の皆さんのおかげで当選できた」と喜びをかみしめた。勝因については「私や国民民主が強かったというより政治に対する不安や怒りが大きかったのではないか」と語った。
静岡選挙区は近年、自民と旧民主・民進系の候補が議席を分け合ってきた。2019年参院選は立憲が候補者を擁立し、榛葉氏は自民を交えた3候補が軸となる選挙戦を勝ち抜いた。今回は立憲が独自候補を擁立せずに榛葉氏の支援に回り、政権批判票の獲得につながった。
榛葉氏は玉木雄一郎代表と並ぶ党の二枚看板。今回の選挙を「日本の行く末を占う天下分け目の大一番になる」と位置づけた。高い知名度を生かせる交流サイト(SNS)を駆使し、ガソリン税の暫定税率廃止や、所得税がかかり始める「年収の壁」の178万円への引き上げなどを訴えて現役世代の支持を得た。
山尾志桜里元衆院議員の比例代表公認内定から、取り消しに至るまでの党の混乱の影響が懸念されたが、党支持率が低迷した過去の時期を「絶滅危惧政党だった」と振り返る飾らない人柄も手伝い、榛葉氏個人への逆風にはならなかった。【太田圭介、小林多美子】
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