旧統一教会の養子縁組問題 厚労省が行政指導 法令順守徹底求める

2023/01/23 11:38 

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 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者間で行われた養子縁組をめぐり、厚生労働省は23日、養子縁組あっせん法が禁じるあっせん事業にあたる行為が行われないよう、法令順守の徹底を求める行政指導文書を教団側に送付した。

 養子縁組あっせん法は、あっせん事業を行う際は事前に都道府県知事らの審査・許可を受ける必要があるとしているが、教団は届け出ていない。ただ、教団関係者が執筆した書籍に、信者家庭に「所属教会の家庭部長に報告を求める」などの記述があり、これがあっせん事業に当たるとの見方もある。

 加藤勝信厚労相は同日の閣議後記者会見で、これらの情報について「捜査当局に提供するとともに、関係機関とも連携し、引き続き調査を進めている」と説明。法令順守と教団の出版物での適切な記載を求める同省子ども家庭局長名での行政指導文書を出すとした。

 厚労省は昨年、養子縁組の事実関係やあっせん法に抵触する業務の有無を確認する質問書を教団側に2回にわたり送付し、回答を受領。内容を精査してきた。【中川友希】

毎日新聞

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