日銀総裁人事案「2月に国会提出」 岸田首相がテレビ番組で発言

2023/01/22 11:36 

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 岸田文雄首相は22日放送のBSテレ東番組で、4月8日に任期満了を迎える日銀の黒田東彦総裁について「まず人は代わる」と述べ、交代を明言した。さらに「人事をしっかり決定した上で、国会に提示をさせていただく」として、日銀総裁人事案を2月に国会提示する考えを示した。

 2013年に日銀と政府が結んだ事実上の政策協定(アコード)の見直しについては「新しい総裁も決まっていない段階で、何か申し上げるのは時期尚早だ。今は何も決まっていない」と述べた。

 また、首相は原子力政策を巡り、次世代革新炉の開発・建設と、放射性廃棄物の最終処分問題の議論とを同時に進めていく考えを示した。

 首相は、次世代原発の開発・建設を進めるなどの原発政策の転換について「脱炭素とエネルギーの安定確保の二つを両立させなければならない。多様なエネルギー源の一つとして原子力にも正面から向き合う」と説明した。

 そのうえで、最終処分問題について「使用済み核燃料の話も大きな課題だ。国が責任を持ってバックエンドをどうしていくのか明確に示していかなければならない」と指摘。「今から同時に議論を行うことで結果として日本に必要なエネルギーや技術、人材を確保することにつながる」と述べた。

 番組は19日に収録された。【今野悠貴】

毎日新聞

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