緊急事態再指定「考えていない」 西村担当相 専門家会議「廃止、言葉強すぎた」

2020/06/28 16:24 

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 西村康稔経済再生担当相は28日の記者会見で、新型コロナウイルスの新規感染者が東京都で増加していることに関し、現時点で宣言の再指定や都道府県境をまたいだ移動の自粛を改めて求める考えはないと述べた。

 会見は28日午前に行われ、同日の東京の新規感染者数が発表される前だった。27日に57人が確認されるなど感染者が増えていることについて、「東京都から近県に広がっていることを警戒している。データを分析しながら、緊張感を持って対応していきたい」と述べつつ、再指定や県境をまたぐ移動の制限は「重症者もかなり減り、医療体制も余裕がある。今の時点で大きな方向性を変えることは考えていない」と強調した。

 一方、24日の記者会見で、政府専門家会議の「廃止」と「新型コロナウイルス感染症対策分科会」新設を表明したことについては「『廃止』という言葉が強すぎたことを反省している」と述べた。専門家から「廃止は知らなかった」との声が上がっており、西村氏は「専門家会議の皆さんを排除するように取られてしまったことも反省している。発展的に移行していく、衣替えするという言い方が良いと思うが、十分に説明ができていなかった」と釈明した。【畠山嵩】

毎日新聞

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